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【公式HPはこちら↑】
昨日触れた紅麹を使ったサプリで健康被害が生じたというニュース、色々と続報が出ると同時に、風評被害的なものも出てきているようですね。
ウチにも甘酒メーカーさんからこんなイメージの連絡が入ったりしています。
1. 紅麹菌の使用有無について
弊社では、問題となっている機能性食品メーカーの紅麹菌を含め、紅麹菌は一切使用しておりません。
2. 弊社が使用する麹菌について
弊社が使用している麹菌は、黄麹菌のCK33菌、および白麹菌のAOK1598菌の2種類です。
3. 紅麹菌と黄麹菌、白麹菌の違いについて
麹菌はカビ菌の一種で、カビにはさまざま菌種(属)があり、紅麹はモナスクス(Monascus)属に分類されます。一般的に米麹として使用される麹菌は、アスペルギルス (Aspergillus)属に分類され、紅麹菌とは異なる種類の菌種であり、性質が大きく異なります。CK33菌、AOK1598菌のいずれの麹も毒を作り出すことはありません。
.....
現状「小林製薬の紅麹」だけでなく「紅麹」全体、さらには「(黄麹や白麹)など麹菌」全体にまで心配(風評被害)が広がっているようです。
こうした懸念に我々もお問い合わせに対し「甘酒とか日本酒は(着色料で使っていて回収対象となった「澪」以外は)紅麹を使っていません」とお答えしているのですが、「使っていません」というにはある程度の根拠も必要かと調べてみました。
すると、調べた限りでは使われていないようですが、こんな文献を見つけ、ちょっとビビった。
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紅麹製焼酎の特徴香気成分の探索と生成メカニズムの解明
タイトルだけからは「え?紅麹を使った焼酎があるの?」と驚いたのですが、この研究は「使っていない紅麹を使って新たな種類の焼酎を開発しよう」というチャレンジの文献でした。
あー、ビックリした。
で、ビックリ⇒ホッとした、の後は、紅麹焼酎ってどんなもの?というものですが、これがその結果
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紅麹焼酎は白麹焼酎とはまったく異なる香りを有しており、新しい酒質の焼酎となっているそうです。
上の図の点線が紅麹焼酎の香りの分析結果ですが、特にチーズ臭が突出しているようですね。その他「ムレ臭」も強いとなっている。
文献では香りの特徴について述べているだけで、美味しさや魅力云々には触れられていませんが、「チーズ臭」「ムレ臭」となると、正直飲んでみたいとは思えないですね。
この研究は2013年度のもののようですが、その後10年を経た現在も「紅麹焼酎が商品化」という話は聞きませんから、「まあ、味の点でやめとくか」となったのでしょうか。
これが「美味しいので商品化」となっていたら、今般の騒動にモロ巻き込まれていたでしょうから不幸中の幸い、というのかな?
色々と勉強になりました。
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