牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

年末のスーパーさんのチラシ。新年用のお酒のトレンド?は「久保田」純米大吟醸?

2021-12-30 12:40:47 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】



師走営業も今日まで。

昨日の新聞折込チラシも新年用のお酒を大アピールですが、今年気が付いたこと。
ご近所のスーパーのものを見ていきましょう。


まずは、比較的「昔ながら」の攻め方の、「久保田」「八海山」を打ち出すパターン。




お値段も定価っぽいし、これは手軽に楽しめます。


同じ久保田とかでも、普段から有名銘柄をプレミアム価格(≒非正規ルート?)で出している駅向こうのスーパーさんは、相変わらずの久保田をちょっとプレミアムな価格で。





一方、ウチから(たぶん)最も近い2つのスーパーさんのうちの一つでは。




正月用として久保田の純米大吟醸をドーンと打ち出しています。
これ、昨年からの久保田のリニューアルに併せ、よく見るようになったもので、同じ純米大吟醸で有名な「万寿」ではなく、「よりフルーティ」「より甘味が強く」そして「よりお求めやすい価格」のもの。デザインもカッコいいし、「箱入り」も魅力。

自分的には価格面なども含めかつての「獺祭純米大吟醸50」を意識したものと見ていますが、これを打ち出しているんですね。
これも定価っぽいので、朝日酒造さんとも供給等の話がちゃんと付いているのでしょう。


これに対し、最も近いスーパーさんのもう片方(こちらは神楽坂上)は、いつも独自路線ですが、これもそんな感じ。





複数の蔵元さんとコラボして独自の銘柄を作っています。
(そこそこ手間もかかりそうですが、価格的にはむしろメリットがあるのかも)


後楽園の成城石井さんも、成城石井さんのみの限定酒を展開されていますね。






最後はチラシの入っていたスーパーの中で最も規模の大きなスーパーさん。
「お祝い酒」と打ち出しています。





おやおやご近所同様、久保田の純米大吟醸と千寿純米吟醸
こちらも定価のようです。

「久保田」「純米大吟醸」「スタイリッシュなデザイン」「箱入り」「本体1,570円」というのは普段日本酒を飲まない人のお正月用に受けそう。
リニューアル以降、朝日酒造さんはこの「久保田の純米大吟醸」を供給も含め、広く展開される方針のようですね。


「久保田」にはあまり縁がなかったのですが、久々に飲んでみようかな。




★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こちらは伏見の「玉乃光」さ... | トップ | 一年間ありがとうございまし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

附属酒類経済研究所」カテゴリの最新記事