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東京メトロの駅でもらった広報誌。
「野菜」的なテーマでした。
野菜メインのレストランや農家さん、産直とかの話、あるいは青果市場の仲卸さんのお仕事、みたいなページも。
その関連のページに、青果の流通の将来、みたいな絵もありましたよ。
生産者から消費者までの流れの中での「仲卸」とか「卸」とか「スーパー」とか各プレイヤー・チャネルの関係図で、「最近では産直マルシェやECサイトも」とかの変化も描きつつ、「それでも国産青果の場合は約8割が市場を経由」とか。
この図、生産者を蔵元(とかワイナリーとかビールメーカー)とすると、卸は我々のような酒類卸、仲卸は業務用卸(小売店さん)など、プレイヤーはそれぞれ読み替えられるし、生産者から直接ECで消費者にとかいう流れ(の変化)も似ている感じ。
お酒の場合は卸も業務用卸(小売)も免許制ですが、青果の場合はその代わりに「青果市場」の中での営業権みたいなものが、と聞いたことがあります。
そんな権利の関係で似てくるのか?と調べてみると確かにそうでした。
東京都の青果市場のホームページ
市場内で営業行為を行うことができるのは「卸売業者」、「仲卸業者」および「関連事業者」に限られています。
これらの業務を行うためには、次の手続きが必要となります。
1.卸売業者になる場合
東京都を通じて農林水産大臣の許可が必要となります。
ただし、現在、東京都では卸売業者を増員する予定はありません。
おっと、「現在、東京都では卸売業者を増員する予定はありません。」と、お酒の卸免許以上に厳しい制限があるんですね。
逆に言うと、そういうことから別のチャネルができ始めたのかな?
ただ、そんな中、上のフリーペーパーの仲卸の社長さんは
江戸時代から姿や仕組みを変えながら続いてきた青果市場です。今後も時代に即して変化しながら、必要とされ続けるはずです
と話しておられました。
いやぁ、どこも流通構造の変化で色々大変な中、前を向いて頑張っているんですね。
ウチも必要とされるよう、頑張ります。
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