タバコも生活習慣の一つですが、その習慣がなくなるとやはりポッカリと穴が開いたようになります。そこで新しい習慣が欲しくなります。前にも書きましたが、ある禁煙本で「禁煙とは、何かを失うことではなく、人生に新たな何かを付け加えることである」と言っています。私はこの本の著者のように、いろいろな趣味をやり始めたわけではありませんが、言わんとすることは分かる気がします。
習慣にまつわる格言はいるいろありますが、はるか昔の哲学者であるアリストテレスも習慣の大切さを伝える言葉を残しているそうです。いくら頭で考えても、人間は繰り返し行動し習慣として身につけたことしかできないということです。散ドラ諸君の練習にも言えることです。キャッチボールなどを繰り返し繰り返し行うのも、正しい投げ方を習慣とするためです。なので、毎回いい加減な投げ方をしていてはまったく意味はありません。
話が横道に逸れましたが、私の習慣の話でした。タバコを止めてから三か月、新たな習慣は、朝食を食べるようになったことくらいで、それで身に付けたのは体重くらいです。そんなものではなくてタバコの穴を埋めたいと思っていたところ、最近ちょとしたきっかけからジョギングを始めたことは前に書きました。今日で15日目で、まだまだ習慣と呼ぶほどのレベルにはなっていませんが、これを毎日続けて、走ることが当たり前というような習慣になることを自分でも期待しています(習慣にしますと言い切れないところがやや弱いですが…)。