我いまだ〇〇ならず。

先日の九州場所では、白鵬が１７度目の優勝を飾りましたが、角聖・双葉山の６９連勝を塗り替えることは出来ませんでした。双葉山の記録を破るにふさわしいと周囲からも思われ始めていた白鵬も、さすがに敗戦後数日は尋常ではなかったようです。

　

一方の双葉山も安芸乃海に土を付けられた時には、「我いまだ木鶏ならず（木彫りの鶏のように無心の境地には達していないものだ）」と語ったと伝えられています。角聖と称された双葉山でも、なかなか到達し得ない境地なのでしょうね。

　

さすれば、我々のような凡人は尚更です。

　

私も今でこそ周囲の人から、「落ち着いている」とか、「穏やか」とか言われますが、本当は短気で癇癪持ちです。それが、落ち着いていると言われるようになったのは、自分自身での分析では、小学校時代の２回の転校と社会人になってから会社で学んだコミュニケーションスキルの結果だろうと思っています。

　

そんな私ですが、まだまだ修行が足りず、たまに会社で言い争いになることもあります。というか、この人と話すとどうしても喧嘩腰になってしまうという人がいます。皆さんに回りにもいませんか。喧嘩を売っているとしか思えない“オレ様”男が。

　

５歳年上の人ですから、本当は私は喧嘩などしていい立場ではないのですが、言っていることがあまりに法外で、なおかつ忙しい時に何のために電話してきたかも分からないような嫌みを延々と言ってきて、最後は頭に来て怒鳴るようにして電話を切るというパターンです。先日もそれで一日気分の悪い思いをしたのですが、今日も会議が始まる３０分前に同じような電話をしてきて、デジャブのような光景が繰り返されました。

　

この人の被害者は他にもたくさんいて、中には病院送りになった人もいるくらいとんでもないヤツですが、“オレ様”度が半端ではないのと、中身はないのにプレゼン能力だけは一流なので、一部の幹部からの覚えがよく、大抵の人は泣き寝入りをしています。しかし、どうにも私はそれが出来ません。

　

別に横暴な人が許せないなどの正義感ではなく、こういう生存本能を脅かすような存在に出会うと、やはり短気で癇癪持ちの地が出てしまうんですよね。もう少し大人になって、受け流せるようになればいいのですが、なかなかそれも出来ません。この人は一部で受けがいいため、一時は、さらに横暴になり得るポジションを手に入れる可能性はありますが、基本的には中身はエンプティなので（この人は横文字を使うのが大好きです）、いずれ馬脚を現すと私は踏んでいて、いつか徹底的に喧嘩してやろうなんて思ってしまいます。

　

そういう闘争心は、少年野球、中学野球の応援にとっておいて、仕事ではもう少しクールヘッド、ウォームハートで行きたいと思う私でした…。

　

　↓　器が大きくなるように、ポチっとお願いします。

　　　
　　　にほんブログ村

　

今日のジョグ

どちらにしろ雨でしたが、仕事でちょい遅でお休み。今月も厳しいかも…。