東北勢、公立校の意地!
秋田商(秋田) 4-3 健大高崎(群馬)(延長10回)
今日は自主練習に最初から参加するつもりだったため、30分くらいしか見られませんでしたが、秋田商を完全に見くびっていて、失礼しました、という感じでした。2回戦で16奪三振だったという左腕成田投手は、それほど球速があるわけではありませんが、安定したピッチングフォームでとても完成度の高い投手でした。
健大高崎の「機動破壊」を封じた立役者は成田投手でしょうが、今日も161球投げて完投したそうで、準々決勝で疲労がどれくらい残るかが気になります。
有力校同士の一戦はがっぷり四つ!
中京大中京(愛知) 0-1× 関東第一(東東京)
自主練に参加していたので見られませんでしたが、さすが有力校同士だけあって、がっぷり四つの戦いになったようです。
初回表いきなり二死満塁のピンチに関東一のセンター・オコエが中越えの飛球をスーパーキャッチして、スタンドを沸かせ、9回裏に5番長嶋選手が劇的サヨナラ本塁打で試合を決めたそうです。関東第一は、乗っていきそうですね。
東北対決もがっぷり四つ!
仙台育成(宮城) 4-3 花巻東(岩手)
自主練から帰宅すると、序盤から2対1の展開でした。仙台育英はエース佐藤投手ではなく、百目木投手が先発でした。先々を見据えてのエース温存だったのでしょうが、序盤から接戦の展開に、4回から佐藤投手を投入せざるを得ませんでした。
その後、1点差まで追い上げられましたが、それほど危ない場面も迎えることなく、仙台育成が逃げ切りました。点差以上の実力差があった感じがします。
西日本対決を制するのは!
鳥羽(京都) 3-4 興南(沖縄)
今日は、「4対3デー」ですね。鳥羽・松尾投手は四球が少なく、縦のスライダーがいいと言えばいいのでしょうが、結構真ん中に入ったりして絶対打てないとも見えないのですが、ノラリクラリと抑え、対するトルネード比屋根投手は、球速は130km/h前半で先輩島袋にはるか及ばないのですが、インステップして角度のある球は打ちづらいのですが、ワンチャンスで逆転されて、興南が追いかける展開となりました。
両チームとも突出したところがないため、中盤こう着状態が続きましたが、終盤6回、7回、8回と興南がしぶとく1点ずつ入れて逆転しました。興南の粘り勝ちと言ったところでしょうか。
準々決勝!
ここから一番面白くなる準々決勝、準決勝ですね。準々決勝の対戦は以下の通りです。
早実(西東京) 対 九州国際大付(福岡) …清宮・加藤vs山本武白志 スラッガー対決
花咲徳栄(埼玉) 対 東海大相模(神奈川) …関東対決!相模投手陣を攻略できるか
秋田商(秋田) 対 仙台育英(宮城) …東北対決!成田vs佐藤
興南(沖縄) 対 関東第一(東東京) …トルネード比屋根vsオコエ
楽しみですね!
余談ですが…
今日登場した秋田商のユニフォームは、完全に早稲田カラーでした。他の高校でも、時折甲子園で早稲田風ユニフォームをみかけます。管理人の母校も、まるっきり早稲田風でした。
一方、同じく今日登場した仙台育英は、慶應カラーですね。他で有名どころでは、横浜が慶應風のユニフォームです。
今回は高校野球100年の記念大会ですが、大学野球の早慶戦は110年以上の歴史を持ち、両校の応援歌もそれとは知らず多くの高校に採りいれられていますが、ユニフォームもそうなのでしょうね。
もう一つの余談は、昨日芸術的な本塁打を放った早実のキャプテン・加藤選手は、八王子のお隣の昭島市出身で、小学校時代は、軟式の昭島リトルイーグルスに所属していたそうです。昭島リトルイーグルスと言えば、昨年の創価大学学長杯で、散ドラが大敗を喫したチームです(大勝したと言えたら良かったんですけどね)。
昨年の西東京代表の日大鶴ヶ丘には、研修リーグ出身者がいましたが、チームのOBが甲子園に行ったりしたら、大騒ぎですね。散ドラからもいつかそんな選手が出るでしょうか?そんな日がいつか来ることを期待して練習に励みましょう!