八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

体育の日に見る…出雲駅伝、クライマックスシリーズ

2015年10月12日 14時35分24秒 | プロ野球・高校野球

出雲駅伝

数年前から中継しているようですが、見るのは初めてです。全日本大学駅伝、箱根駅伝と並ぶ三大大学駅伝大会であり、前哨戦となります。6区間で距離も短いため、高速レースとなるようです。

 

今年の箱根駅伝で新・山の神となり青学を初優勝に導いた神野が疲労骨折から復帰したばかりということで出場を見合わせましたが、他の選手もエース級ばかりで青山学院が優勝候補筆頭で、それに駒澤、東洋がどう絡むかという前評判でした。

 

名将大八木監督に率いられた駒澤はさすがに地力があり、最終区まで競り合いましたが、最後はアンカー一色に振り切られました。東洋は2・3区の服部兄弟で先行する作戦でしたが、1区高橋が大きく後れをとった上に、中継所を間違えるというハプニングで大きく順位を落とし、追い上げたものの4位に終わりました。タイムロスは30秒くらいあったのではないでしょうか。あんなことがあるんですね。

 

出雲と全日本は全国大会ですが、各校が目標とする三大大会の最後を飾る箱根駅伝は「関東大会」です。いろいろと是非や議論はあるようですが、もはや「甲子園」と並ぶ日本の風物詩ですから、仕方ないでしょうね。

 

そして、前哨戦の出雲から箱根までの三冠を達成したのは、大東文化、順天堂、早稲田の3校だけだそうです。駒澤、東洋、過去に強さを誇った山梨学院、神奈川なども達成していないのですね。この三冠にもっとも近いのが青山学院だったわけですが、まず一冠を獲得しました。11月1日伊勢を走る全日本、1月2日・3日の箱根が楽しみですね。

 

クライマックス・シリーズ

今日もチャンネルを行ったり来たりです。今日も両試合とも息詰まる展開でした。そして、昨日と逆の明暗を分ける結果となりました。

 

阪神 1-3× 巨人

巨人対阪神は、ポレダと能見の投げ合いで、巨人がわずか1点リードの展開。6回阪神が動いて岩田にスイッチしたものの、巨人がチャンスを作り、4番阿部が粘ってライト前に持っていき追加点。さらに前にはねたきわどいタイミングのワイルドピッチに三塁走者坂本がヘッドスライディングで生還し、3点目。巨人は9回表、無死一二塁のピンチ。今日ホームランを打っている福留が送り、一打同点の二三塁。しかし、ゴメス三振、マートン6ゴロでゲームセットとなりました。

 

ロッテ 2‐1 日本ハム

日本ハム対ロッテは、吉川と涌井の投げ合いで、中盤まで1対1の同点。5回表ピンチを迎え、吉川降板、谷元にスイッチ。ロッテ初球をスクイズするが、打球は投手正面、三塁走者今江のスタートも遅く、挟まれタッチアウト。角中も3ゴロに抑えて、ピンチを脱しました。しかし、クロの散歩にいっている間の7回にロッテが1点を勝ち越し。裏、大野がセンター前ヒット、陽が追い込まれてから四球を選び、一死一二塁となったところで、涌井降板、左腕松永にスイッチ後続を断ち、1点差変わらず。続く8回、逆転した昨日同様、ロッテは大谷投入。中田は絶妙のコントロールで三振にとったものの、近藤にはしぶとくセンター前に落とされ、寿司ポーズのレアードも大きいのを狙わず、しぶとく一二塁間をやぶり一三塁。ここで代打大谷翔平。投手内。フルカウントから大谷ワンバウンドするスライダーを三振で二死。市川6ゴロで無得点。9回も内に三者凡退に抑えられ、ゲームセットとなりました。

 

ロッテファンには申し訳ないですが、やはり2位日本ハムに勝ち上がってほしかったです。日本ハムが日本シリーズに行っても納得いきませんが、ロッテだと納得できないどころの騒ぎじゃありません。あとは、ソフトバンク、ヤクルトの両リーグ優勝チームの奮起を期待したいですね。

 

高校野球秋季大会

立川球場で早実対二松学舎付の試合があったので、ちょっと見に行こうかと思っていました。早朝のラグビー観戦のダメージがあったので、結局見には行きませんでしたが、9回表まで1対0で早実が勝っているのをHPで確認していました。

 

ところが、その後の結果を見てみると、10回裏にサヨナラ負けとなっていました。これで、次の選抜は絶望となりました。やはり野球は一人では勝てませんし、投手を中心とした守りが基本だということですね。

 

清宮頼りではいけませんが、ラグビーの今回の人気を見ても、なにかきっかけが必要です。その点では、やはりスターは大切です。夏にはしっかり実力をつけて、また甲子園に帰ってきてほしいですね!野球界のためにも。もちろん、他のチームで清宮を上回るスターが出てくれれば、大歓迎ですが。

 

 

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体育の日に思う…スポーツと政治力。

2015年10月12日 14時18分45秒 | スポーツ

スポーツも国際大会となると、国威発揚やナショナリズムと無関係ではありません。すると、どうしても、いろんな政治力が働きます。

 

ルールを変えられた柔道、ノルディックスキー複合、ジャンプ、日韓共催にされたサッカーW杯など、日本にまつわるものでも、枚挙に暇がありません。そして、多くの場合、その政治を牛耳るのは、かつて世界の覇権を握っていた欧州ということになります。

 

ラグビーも発祥はイングランドですから、イギリス連邦中心に動いていることは知っていましたし、パブリックスクールから始まったものですから、上流階級のスポーツだったことも知っていました。しかし、いまだにラグビーの国際団体の中で、階級制度があるとは驚きました

 

階層を意味するティア1、ティア2、ティア3と分かれ、ティア1に属するのは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンの10地域であり、日本はカナダ、アメリア、フィジー、サモア、トンガ、ルーマニアなどとともにティア2に属しているそうです。そして、ラグビー界では、マッチメイクや試合日程でも、このティア1の影響力が大きく、ティア1有利になっているのだそうです。

 

スコットランド戦で中3日なんて日程をなぜ組まれたのかと思いましたが、こうした過酷な日程はほとんどティア2の国が組まれ、例えティア1で組む場合でも相手チームは組でもっと格下のチームを当てるなどの配慮があるのだとか。ラグビーの精神やルールとは、ほど遠い階級社会です。

 

それでも現在の会長になってからだいぶ改革が進んでいるそうですし、今度日本は中3日の試合日程の中止を提案するようです。日本は今大会で世界に驚きを与えましたが、それは単なる番狂わせを演じたからだけではなく、低く確実なタックル、素早く起き上がり再び防御にまわる固いディフェンス、正確なパスワークと連続攻撃で素早く攻めるアタッキングラグビーなど、その実力を示したからこそです

 

こうした実力を示し続ければ、目の肥えたラグビーファンは、不合理な階級制度を許さず、階級制度をなくす後押しになるでしょう。今大会でも日本人以外で、日本を応援する人が数多く見られました。それは、日本のラグビーが魅力的で、実力があると認めたからです。今後もその実力を示し続けることが、ラグビーの世界に風穴をあけ、2019年の日本開催につながるのではないでしょうか。

 

 

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栄えある敗者!W杯ラグビー日本代表!

2015年10月12日 05時46分23秒 | スポーツ

朝の4時からとなった1次リーグ最終戦のアメリカ戦。アラームはかけていたもの、最初では起きられず、4時10分くらいに起きた時には、松島がトライを決めて、7対3となったところでした。

 

ランキング上はアメリカが格下ですが、アメリカは南アフリカ戦を捨て試合にして日本戦に臨んできただけあって、簡単な試合ではありませんでした。アメリカが日本顔負けの連続攻撃からの展開でトライを奪い返します。

 

しかし、日本も今大会世界を驚かせた得意のモールからトライを奪い、勢いをつけます。そして、トライを挙げたのが、今大会初出場の大学生藤田です。アメリカが日本戦に照準を合わせてきたのに対し、日本も試合に飢えていた藤田をあてたことが奏功しました。

 

その後も五郎丸が着実にペナルティキックを決め、さらに後半から投入されたエディー・ジョーンズHCが「ギフト」と呼ぶマフィーがラインアウト後のモールから抜け出しトライ、そのまま突き放すかと思われました。しかし、今試合のアメリカのモチベーションも高く、自陣ゴールラインまで攻め込まれながら、ターンオーバーして、いっきに攻め込み、トライを奪うなど、簡単に日本に勝たせてくれません。

 

しかし、日本は粘り強い守りで、1トライ1ゴール以上の差を守り切るゲームマネジメントをしっかりと行い、28-18で見事勝利しました。

 

これで3勝1敗とし勝ち点12を得たものの、ボーナスポイントで勝る勝ち点16の南アフリカ、勝ち点14のスコットランドに及ばず予選敗退となりました。しかし、これまでの低迷(というかずっと弱かった)歴史を変える、栄えある敗者といえます。たらればはありませんが、大敗したスコットランド戦は初戦の相手に対し、日本は中3日で明らかに動きが違い、ベストな状態ではありませんでした。しかし、そんなことを言い訳にせず、残りの2戦を勝ち切ったことが、このチームの強さでしょう。

 

あとは、エディー・ジョーンズに率いられたこの4年を一時のことにせず、変えた歴史を伝統にしてくことが大事ですね。

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