八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

悲喜こもごも…ドラフト会議!

2015年10月22日 21時11分13秒 | プロ野球・高校野球

今年は、超目玉選手がいなかったので、1巡目での重複は高橋純平(県岐阜商)、高山俊(明大)、平沢大河(仙台育英)だけでしたね。各チームのドラフト1位は以下のような顔ぶれとなりました。

 

ソフトバンク  高橋純平(県岐阜商)

日本ハム   上原健太(明大)

ロッテ      平沢大河(仙台育英)

西武      多和田真三郎(富士大)

オリックス   吉田正尚(青学大)

楽天      オコエ瑠偉(関東第一)

 

ヤクルト    原樹理(東洋大)

巨人      桜井俊貴(立命大)

阪神      高山俊(明大)

広島      岡田明丈(大商大)

中日      小笠原慎之介(東海大相模)

DeNA     今永昇太(駒大)

 

知っているのは、高橋純平、平沢大河、オコエ瑠偉、高山俊、小笠原慎之介だけです。当たり前の話ですが、甲子園で多くの人の目に触れたからといって、玄人筋から評価されるとは限らないということです。小笠原も、オコエも外れ1位でしたね。

 

この夏の甲子園を湧かせた面々も、小さなエース成田翔(秋田商)が3位、小笠原と二枚看板だった吉田凌(東海大相模)が5位、その相模と激闘を演じた佐藤世那(仙台育英)が6位、平沼翔太(敦賀気比)が4位といった具合です。3本の本塁打を放った山本功児の息子の山本武白志(九州国際大付)は育成2位でした。

 

しかし、彼らは指名されただけ幸せですね。

 

毎年のことですが、プロを希望しながら、指名されずに失意の日を迎える人もいます。本当に悲喜こもごもです。

 

今年で言えば、惜しくも甲子園出場は逃しましたが、U-18W杯メンバーに選出され活躍した勝俣翔貴(東海大菅生)、今シーズン本塁打を量産する谷田成吾(慶大)などが指名から漏れました。

 

そして、数日前に書いた2011年の甲子園優勝の日大三高メンバーも明暗を分けました。東京六大学の最多安打を更新した高山俊は予想通り1位指名で重複しました。そして、伸び悩んでいた横尾俊建(慶大)はこの秋本塁打を量産し、日本ハムの6位指名を勝ち取りました。一方、高校時代であれば上位指名されたのではないかと思われる畔上翔(法大)は、この秋は高山以上の打率を残していますが、これまでの不振が響いたか、指名から漏れました。

 

本当に熱望したからと言って入れるものではない、非常に狭き門です。毎年たった100名前後といったら、東京大学よりも狭き門です。そんな狭き門をくぐり抜けた逸材たちですから、使い捨てるのではなく、仮に芽が出ず引退するにせよ、第二の道を用意してあげてほしいですし、選手自身もしっかり自覚し、野球賭博などをしないことは言うまでもないことですが、多くの野球少年少女の模範となる行動をしてほしいですね。

 

今日は悲喜こもごもの一日で、喜の方に入った選手たちには、夢のような一日でしょうが、実はこの中でプロで活躍できるのは、ほんの一握りです。明日からは、本当の夢の実現に向けて、これまで以上の努力をしてほしいと思います。

 

がんばれ、プロの卵たち!

 

 

コメント
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