チームワークという言葉を聞いてみんなは、何を思い浮かべますか?「思いやり」「協力」「共同作業」「みんな仲良く」などでしょうか?確かに、お互いに思いやりの気持ちを持って、協力して共同作業をすることは大切ですが、必ずしも「みんな仲良く」しなければいけないわけではありません(誤解のないように言っておきますが、仲が悪くなることを勧めているわけでもありません)。
前管理人さんによると、数年前の散ドラは試合中に取っ組み合いの喧嘩を始める学年があったそうです。しかし、その年のチームはとても強かったそうです。黄金時代の西鉄ライオンズも、野武士集団と言われた個性豊かな集団で必ずしも仲良し集団ではなかったようですが、とても強かったのはご承知の通りです。
チームワークとは、チームで共同作業をするという働きのことですから、大切なのはチームの働きを最大限にすることであり、「仲良し」であることが必須条件ではないのです。かといって、数年前の散ドラや黄金時代の西鉄が強かったのは、仲が悪かったからではありません。「勝つ」という目的意識・目標が強かったからです。だから、勝つために必要なプレーが出来ないと、お互いに喧嘩になることも恐れず正直に自分たちの気持ちをぶつけあっていたのではないかと思います。
仲が良いことはあえて否定はしませんが、今のチームは、「勝つ」ことへの執着がちょっと足りないと思いますし、本当に相手のことを思って厳しいことを言える強さも足りないかなと思います(いじめとは違うよ。本当に相手のことを思っていればね)。言われた方もそれをバネにすることで、成長します。人数の少ないドラゴンズです。ぜひ、一人ひとりが自分の力を高めて、小粒だけどピリリと辛いチームワークの良いチームになってほしいと思います。
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