とは、駅伝の強豪東洋大学が早稲田大学にわずか21秒差で敗れた時に合言葉としたものです(「1秒を削り出せ!」)。10区間200kmで約11時間の勝負の中でのわずか21秒です。本当に一人ひとりが、1秒2秒を削り出すことが、勝利につながるのだという非常にわかりやすい目標ですね。
散ドラを東洋大と比べたら失礼ですが、昨日の駅伝大会では、散ドラもタイムは違いますが、「1秒を削り出す」走りができたのではないかと思います。
タイヘイ 6分46秒
ケンタロウ 6分35秒
キラ 7分33秒
ミサキ 7分31秒
ルリ 7分18秒
ケンタ 7分46秒
シンペイ 7分55秒
マサキ 7分07秒
6分台はタイヘイとケンタロウだけで、他の部員は7分台です。しかし、全員が自己ベストを更新し、誰もブレーキにはなりませんでした。
私は選手の送り出しのためにスタート(ゴール)地点におり、双眼鏡で部員を確認すると、かなり遠くから「ラストスパート~」、「粘れ~」、「前を追え~」と大声を出していました。しかし、そこからラストスパートをかけられる部員はほとんどいません。約1.5kmを全力で走ってくるのですから、当たり前です。
大事なのは、ここでへたらないことです。キツイのは皆同じで、ともすれば力を抜きたくなります。しかし、ラストスパートはとても無理でも、ここでへたらず、何とか粘って足を前に運ぶことで、1秒が削り出されるのです。強豪チームから見たら平凡な記録かもしれませんが、各自がそれぞれ粘って、誰もブレーキとなることなく、自己ベストを更新した昨日のレースは、そういう意味でとても良いレースであり、胸を張って良いと思います。
だいたい、駅伝の成績と野球の成績は比例するものです。そういう意味では、今年も公式戦未勝利に終わった散ドラですが、十分に勝機はあるということです。
昨日の頑張りと、勝てるという気持ちをもって、これから野球もがんばろう!
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