八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

昨日の自分より上手くなるために…

2010年10月13日 11時04分48秒 | 指導・育成のうんちく

散ドラは昔から出来るだけ多くの部員を試合に出そうというのがチームの方針です。もちろん、試合展開でそうはいかないこともありますが、少なくとも全然試合に出ることなる卒団することはほとんどありません。

 

一方、先日の研修リーグの暑気払いで名物監督さんが、自らの信条を語っていました。このチームは強豪チームで部員数も多く、一学年で9名以上いることも普通ですから、レギュラーが約束されるどころか、試合にまったく出られない部員も出てきます。その監督はそういう選手に「Bチームでやるか?」と聞くそうです。もちろん、Bチームでやるなんて言ったら容赦しない前提でです。しかし、みんな必ず「Aチームでやる」と言うそうです。同じ学年の友達と一緒にやりたいというのはもちろんですが、やはり「負けたくない」「レギュラーをとってやる」という気持ちがあるからでしょうねだからこのチームは強いのだと思います。毎年、そんなに図抜けた選手はいないのに、安定感のある試合巧者ぶりを発揮します。

 

のびのび楽しくやるという散ドラの方針やチームカラーは今のままでいいと思っていますが、もっと競争心を持つことは悪いことではないと思います。野球だってやっぱり勝ち負けですし、世の中には何につけ勝ち負けはあります。高度成長が終わり世の中が落ち着いてからは変な意味での平等主義が広まってきましたし、不況で停滞してくると、人と競争しても意味ないじゃないかなんていう、良く言えば、マイペース、個人尊重、悪く言えば、草食系、無気力な風潮があると思います。

 

しかし、のびのびチームであれ、人と比べられるのが嫌であれ、失われた20年と言われる閉塞感のある時代であれ、ナンバー1よりオンリー1が好きであれ、人は日々成長するように出来ています。たまたま、尺度として分かり易いのが人との競争なのであって、本当は昨日の自分との競争であり、人と競争しないことを言い訳に昨日の自分とも競争しないのは、やはり無気力、怠惰ということなのだと思います。

 

散ドラ諸君は現在13名。3年生2人はなかなか試合には出られませんが、5年生・4年生の11人は誰かしらがお休みすると、「試合に出なければいけない状況」になります。こうした状況だと、なかなか他の部員へのライバル心は持ちづらいと思います

 

しかし、だからと言って、昨日の自分より上手くなろうという競争心を持たなければ、本当のライバル達としのぎを削って、これからどんどん強くなっていく他のチームに差をつけられてしまいます。二部リーグに参加した今年の散ドラは、春季大会二部リーグ準優勝、新人戦ベスト8など立派な成績を残しましたが、それも今年までのことです。ぜひ、昨日の自分より上手くなるように競争心を持ってください!

 

陸上選手のようにタイムという尺度があると、昨日の自分とも戦いやすいですが、野球の場合はなかなか数字で測ることは難しいですね。小さなことでもいいですから、目標を持って取り組むといいと思います。毎日、素振り50回とか、腕立て伏せ・腹筋30回とか、無理せず続けられる目標を立ててみよう!それを毎日続けられれば、きっと昨日の自分より確実に上手くなっていると思います。がんばれ!散田ドラゴンズ!来年に向けての戦いは既に始まっているぞ!

 

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今日のジョグ

高尾山口のちょっと先の交番まで行って戻って、途中甲州街道旧道に寄り道し、日影のバス停まで行って戻って、町田街道入口の交差点から高尾街道に入り、中央高速の手前で右折し、城山手横を抜けて長房に出て、長房小・富士森高横を通り戻りました。甲州街道を中心にちょこちょこ出たり入ったりしながらのジョグでした。

 

 19.5km  1時間52分19秒

 

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