決勝戦。13時09分プレイボール!外野スタンドも満員です。テレビ観戦で正解でした!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
日大三高 1 0 3 0 0 0 0 0 1 5 .
日野 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
池田は外角のスライダー中心の組み立て。ストレートは130km程度。終盤には調子も上がり、内角も攻める。堂々たるピッチング。
対する大場は、130km台後半から140km前後のストレートを見せながら、スライダーで打ち取る組み立て。中盤からはストレートでぐいぐい押していく。
1回表、先頭河津右前ヒット、送りバント、4ゴロで三進、佐々木がレフト線二塁打で先制。太田左前安打で一三塁。4フライでチェンジ。
1回裏、三振、6ゴロ、4ゴロ。大場は適当に荒れているのが普通のよう。スライダーが良い。大きく足を踏み込んでから腕が出てくるので、タイミングもとりづらそう。
2回表、6ゴロ、三振、四球、2邪フライ。池田も落ち着く。
2回裏、9フライ、三振、長田中前ヒット、4ゴロ二塁封殺。
3回表、四球、森はエンドランで高いバウンドの5ゴロで一死の間に二進、佐々木には死球、太田詰まりながらも中前に運び1点。五十嵐もしぶとく三遊間を破りこの回2点目。池田もよくコーナーを突いているが、日大三高のパワーが勝る。大場の高いバウンドをショートが弾く内野安打で一死満塁。湯本8フライで三塁走者タッチアップで3点目、しかし二塁走者を三塁で刺してチェンジ。
3回裏、三振、6ゴロ、高いバウンドの6ゴロ。日大三高は守備も堅い。
4回表、ボテボテの5ゴロ、おっつけた9フライ、稲見の鋭い3ライナーを弾いて強襲安打とするも、森9フライに打ち取る。
4回裏、ボテボテの4ゴロ、池田3-2から見逃し三振、玉井3-2から空振り三振。大場の内外への荒れ球に的を絞れない日野。
5回表、佐々木は三振、平凡な4ゴロを弾いてエラー、五十嵐高めを打ち上げ8フライ(そのせいか裏の守備からベンチに下がりました)、三遊間の当りを志岐が捕球して振り向きざま二塁送球で封殺。日野も守備が固い。
5回裏、豊澤3ゴロ、三振、6ゴロ。
6回表、7フライ(でも詰まりながらもフェンス近くまで運ぶ)、6ゴロ、河津は抜いたスローカーブをレフト線二塁打、6ゴロ。池田も調子が上がる。
6回裏、4ゴロ、邦山中前ヒット、工藤セーフティバントをファウルにしてから良い当たりも7ライナー、4ゴロ。ホームが遠い。
7回表、森の一二塁間の強い打球をよく押さえて4ゴロ、佐々木を見逃しで三球三振、太田4フライで三者凡退。日野に流れを引き寄せる池田のピッチング。
7回裏、池田9フライ、玉井5ゴロ、豊澤9フライで流れを引き寄せられず。
8回表、3ゴロ、大場は浅い8フライ、4ゴロ。池田も中盤からは自信を持った攻めと見事な制球。
8回裏、7フライ、ボテボテの難しい5ゴロを太田しっかり捕球・送球でアウト、次の二遊間の高いゴロもしっかり捕球・送球、本当に守備が固い日大三高。
9回表、6ゴロ、フルカウントから河津に死球、稲見エンドランで一二塁間を破り一三塁、踏ん張りどころだが、森あわや本塁打かという深い8フライで三塁走者タッチアップ、日大三高久々の得点。佐々木もセンターフェンス前まで運ぶが工藤が押さえて、1点に抑える。
9回裏、140kmストレートで三振、4ゴロ、3ゴロで、14時48分ゲームセット。
日大三高、三連覇です。
しかし、日野もよく戦いました。2安打無得点ですが、池田のピッチング、豊澤のリード、バックの守り。堂々とした戦いぶりで、甲子園が「夢」ではないことを証明したと思います。
しかし、日大三高は本当に強いです。エース大場は力があり、打線も難しいコースでも何とかヒットにして5点をもぎとり、エラーをしてもおかしくない打球を見事に処理して、ノーエラーでした。堂々たる体、パワーに目が行きがちですが、この「基本」の徹底ぶりが日大三高の強さでしょう。
見応えのある決勝戦でした。
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