昨日書いたように今日の会議は、非常に気が重いものでした。今日の予定は、時間的に拘束さされるものは、その会議だけで、しかも就業時間の一番最後に入っており、今日一日自体がじとっとした感じでした。
ただ、会議自体は、それほど悪い雰囲気ではなく終わりました。しかし、それで良かったかと言うと必ずしもそうではなく、今日の会議で判断しなければならなかった結果を得られなかったいうことがあります。それも、いろいろな立場の、いろいろな思惑が入り乱れての結果で、誰が何を得たのかも分からない微妙なものでした。
そういう気持ちの悪さを感じながらも何も出来ない自分の無力さを思い知らされました。しかし、考えてみれば、今日の会議は役付け役員をはじめお歴々がたくさんいて、数年前だったら、そんな場にいること自体がイヤで仕方なかったのに、そこにいること自体に平気になっているのは、それなりの立場になってしまったということなのでしょう。
今日のようないろんな思惑が混ざり合うパワーゲームというか、腹の探り合いというか、そんな大人の世界には私はとてもついていけず、新入社員であたふたしていたり、新任の末端の管理職で胃が痛くなる思いをしていた頃と少しも変わっていないように思ってしまいますが、自分が立つ立場、ステージも上がっているので、一向に成長したと思えないのだとも思います。
逆に、上に行けば行くほど、遮るものがなくなりますから、言いたいことを言うようになるということも、傾向としては言えると思います。それまでは比較的人の話を聞けていた人でも、上の立場に立ち、異論を言う人がいなくなったり、意見・判断を求められることが多くなると、言いたい放題に近い振る舞いに変わりがちです。
いかに、今自分が立つ立場がどこなのかを冷静に自己認識するかが大事なのでしょうね。今日の政治の迷走状況だって、それまでの野党の立場から政権与党の立場に立ったことの、立場・ステージの変化を認識しきれていないことの結果とも見えます。
ということで、今日の重い感じは、まだまだ尾を引きそうですが、とりあえずは、明日は横中野球部の試合で吹き飛ばしたいと思います。散ドラでストレス発散もしたいのですが、体は二つないので、申し訳ありません。
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