今日は、八王子市民球場で第95回全国高校野球選手権大会西東京大会の4回戦の2試合があるので、ジョギングを早めに切り上げて、見にいきました。
3年前から高校野球予選を見るようになり、休みの日に八王子市民球場で行われる試合は、毎年2~3試合見るようになっています。
ベテランの観客の「三点セット」は、座布団、選手名鑑、スコアブックですね!ネット裏でスコアを付けている達人観客が5人くらいはいますね。
日大三高 対 都立桜町
日大三高は第一シードで、誰もが知る強豪です。一方の桜町高校は、西東京の中では一番東の世田谷にあり、あまりなじみがありませんが、昨年の秋季大会で倅の高校と対戦しており、ちょっと肩入れしたくなりなす(「東京都高校野球秋季大会3回戦」)。
体格は明らかに違います。先日の八王子高校も体格は良かったですが、日大三高はプロ並みです。太ももが皆はちきれんばかりです。帰宅後、選手名鑑で確認すると、20人中9人が80kg以上ありました。
それでも4回までは、3-1と桜町高校が善戦していました。それも日大三高の3点のうちの1点はスクイズで、日大三高が圧倒しているという感じではありませんでした。
しかし、二年前に全国制覇したチームもそうでしたが、日大三高はどんな時にも慌てるということがありません。これが何度も甲子園に出て、経験を積んできたチームのDNAなんでしょうね。5回に4点を入れると、6回・7回と追加点を入れ、11-2で7回コールド勝ちとなりました。
二年前に全国制覇したチームのクリーンナップは超強力でしたが、送りバントもさせれており、それをしっかり決めていました。今回も4番の送りバントがありましたし、地力で勝っていても、しっかりスクイズで追加点をとったりと、どんな相手であっても基本に忠実なプレーをします。守備でも、球回しの際に誰もが胸元にしっかり返す基本が出来ています。才能ある選手たちが、猛練習して、基本をしっかり身につけ、試合でも基本に忠実にプレーしているからこそ、どんな時も慌てずに力を発揮するのでしょうね。すごいチームです。
試合終了後、グランド整備をして散水します。梅雨明け以降続いた猛暑は一段落しましたが、スタンドにいて、薄日が差してくると、やはり暑いです。こちらも水分補給が欠かせません。
都立青梅総合 対 都立日野
第二試合は、青梅総合対日野です。日野は第4シードにもなっている都立の強豪校です。最近では、甲子園に一番近い都立と言われています。シードですから、今日が2戦目です。
一方の青梅総合は、数試合しかない1回戦の小山からの登場なので、今日で4試合目です。ご苦労様です。そして、倅たちの高校の大会前の最後の練習試合相手なので、やはり肩入れしたくなります(「長い一日(コンフェデ杯、Jog、練習試合)」)。
前の試合は、本当に試合からしか見られませんでしたが、この試合は試合前の練習とノックから見ました。アップの仕方もそれぞれの高校なりの流儀があって、おもしろいです。
ノックは、やはり強豪校の監督はさすがですね。うまいです。それと面白かったのは、日野の最初のバックホームの捕球時に、一度グラブに当ててこぼして、拾って送球していたことです。最初の三塁の時はエラーしたのかと思いましたが、ショート、セカンドと皆同じことをしていたので、これが日野の流儀なのですね。捕るポイントを意識するためか、こぼした時のイメージトレーニングのためかなんでしょうね。
この試合も、序盤は青梅総合の投手が健闘し、3回までは0-1と競っていました。しかし、内容的には、青梅総合はランナーを出しながらもよく守って抑えてというのに対し、日野は背番号2の選手が投手、背番号1が一塁手という布陣でしたが、この背番号2の投手が力みのないフォームから伸びのある球を投げ、全然打たれる気がしませんでした。
すると、この試合も4回に日野が3点を入れ、6回にも2点を追加し、7回にもコールドという感じになりましたが、ここは何とかしのいだものの、8回に1点を入れ、0-7で日野がコールド勝ちしました。
これで、両チームともベスト16ですね。このあたりから激しい戦いになり、各チームとも消耗戦になってきます。選手層の厚さがものをいいますね。
今日のジョグ
試合に間に合うように短めのジョグ。 14.2km 1時間30分22秒
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます