八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

「プロ野球選手」の価値。

2013年10月10日 23時14分30秒 | プロ野球・高校野球

昨日、元プロ野球選手のその後の人生を追った番組をやっていました。その中の一人、高橋智選手が、オリックス・ヤクルトで活躍していた姿は、私も覚えています。一流とまでは言えないかもしれませんが、十分な実績を残した選手と言ってもいいでしょう。

 

引退後は、コーチなど野球に関する仕事に就けるだろうと本人は思っていたそうで、貯金もまったくないまま引退したものの、現実は厳しく、月に数回のTV解説の仕事では家族を養うことが出来ず、接骨院のバイト、精密機械工場での正社員を経て、現在は景気に左右されないエレベーターの保守管理の会社に勤めているそうです。

 

別にエレベーターの保守管理の仕事がダメだというわけではありませんが、高橋智という元プロ野球選手の価値を十分に引き出す仕事かといえば、疑問が残ります。

 

日本で最難関の東京大学に入学するエリートは、毎年3,000人くらいです。一方、プロ野球に新入団する選手は、毎年100人に届きません。プロ野球選手になるというのは、それくらいすごいことなのです。選手たちが、辞めったって何とかなるだろうと思ったとしても無理はありません。

 

しかし、現実には、同じくらいの選手がプロ野球から辞めていくわけで、多くの選手がわずか数年でプロ野球を去っていきます。そして、その選手たちの多くは、社会人としての教育も受けていないまま、野球とはまったく関係のない世界に放り出されるのです。高橋選手のようにプロの世界で活躍した選手も、派手な生活で蓄えがない選手も珍しくないそうですし、その後活躍する前提で、入団時の契約金を使い果たしてしまう選手もいるのでしょう。年にわずか100人にも満たない人しか入れない世界に足を踏み入れた人のその後としては、あまりに寂しすぎます。

 

その大きな原因は、プロ野球とアマチュア野球の断絶から、事実上、アマ球界への道が閉ざされていたことです。紳士協定破りの選手獲得から、アマ側が態度を硬化させ交流が断絶しました。元プロ選手のアマチュア指導者への道が開かれたのは1984年ですが、教諭歴10年という条件が課され、実質的にはプロ野球選手になる以上に狭き門でした。

 

1994年に5年、1997年に2年と短縮され、そして今回ようやく教諭歴がはずされ、座学での講習でアマチュア監督の道が開かれることになりました。元プロ選手だからといって、必ず優秀な指導者になれるという保証はもちろんありませんが、年に100人足らずの野球エリートだった彼らが、野球に携われないというのは、あまりに理不尽です。今回の決定は、ひとまず歓迎すべきことですね。

 

しかし、それだけでは十分ではないでしょう。プロ野球に入った選手たちに対する社会人教育や、プロを引退してから指導者になる時の指導者教育の体系をしっかり構築することが必要でしょうね。昨日の番組を見ていて思いましたが、入団するまではちやほやするものの、選手生活よりもはるかに長いその後の人生についてのケアがなさすぎです。指導者育成などの面で野球よりはるかに進んでいるサッカーでも、時折、元選手のトラブルが報道されます。折角の価値、才能を社会として生かす方法ももっと真剣に考えた方がいいですね。

 

そして、高校・大学の指導者などに限定せずに、少年野球なども巻き込んでいけば、元プロ野球選手が活躍する場はもっと広がります。そして、出身チームのユニフォームを着て指導すれば、チームの宣伝になりますし、何よりも少年たちへの影響ははかり知れないですよね。東大出身者は、ちょっと周囲を探せば見つかると思いますが、元プロ野球選手は、なかなか見つかりません。それだけ価値のある資源を社会として生かした方がいいですね。

 

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今日のジョグ(六枚屏風岩)!

2013年10月09日 21時56分42秒 | Jog&Walk,Health

去年は八王子の公園巡りをしましたが、今年は「新東京百景」巡りをしています。といっても、自分の足で行けるのは、半径10km程度なので、そこで対象となるのは限られます。一番近いのは、当然ながら「高尾山」。次に有名なのは「高幡不動」。この2つは既に走破済みです。

 

その他に半径10km前後で行けそうな、「拝島公園」、立川の「普済寺」は先日行ってきました。そして、今日、残りのあきる野の「六枚屏風岩」に行ってきました。

 

場所は、サマーランドのすぐ横です。昔はよく行きました。懐かしいですね。 

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サマーランドを通って、川沿いに走り続けると、「六枚屏風岩」が現れます。当然、今までも見たことがあります。しかし、岩の下に小さい看板があるだけなので、そんなことを知らなければ、ただの崖にすぎません。

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八王子とあきる野の間に横たわる加住丘陵の北西端を秋川が浸食して出来た岩だそうで、東京都指定天然記念物です。今ははるか下を流れる川が長い年月をかけて浸食したと思うと、不思議な感じです。

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そんな悠久の時に比べ、人間の力は非力です。行きは、高尾街道を走り戸吹清掃場の峠を越え、サマーランド前でもう一つ山越えをし、かなり足に来ています。帰りは、霊園がたくさんある通りを高尾方面に帰りましたが、網代トンネルへの上り、戸沢峠、霊園付近での何度かのアップダウンと、今日は距離+アップダウンでかなりきつかったです。ついでに真夏日にこそならなかったですが、28℃くらいまでになり、かなり暑かったです。

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今日のジョグ

26.4km  2時間40分46秒

 

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二人の「直樹」!

2013年10月08日 23時17分16秒 | プロ野球・高校野球

この夏、日本を湧かせた二人の「直樹」がいます。

 

既に旧聞に属しますが、一人はTBSの日曜劇場で放送された「半沢直樹」です。スタートから1回も視聴率を落とすことなく、最終回は、関東で平均視聴率42.2%、瞬間最高視聴率45.5%、関西ではそれぞれ46.7%、50.4%と驚異的な視聴率を記録し、「家政婦のミタ」を抜き、21世紀のドラマとしては、最高視聴率を更新しました。

 

毎回、見なければいけないという制約がまずイヤですし、何か予定が入った時に録画するなんてマメさも到底なく、連続ドラマをほとんど見たことがない私が1回も欠かさず見ました。こんな私のような人間までしっかり見たということから、上記のような視聴率になったのでしょうね。

 

もう一人は、この夏の甲子園を制した前橋育英の「荒井直樹」監督です。優勝の原動力は、間違いなく2年生エース高橋光成投手でしょうが、もう一つが、本当に堅い守備力でした。制球が命の高橋投手があれだけ無失点を続けたのも、堅い守備があればこそでした。

 

夕刊に荒井監督の連載が載っていました。大会中のTV中継でも荒井監督が叱らないなどのエピドードが語られていましたが、改めて文字で読むとそのすごさが分かります。2002年に前橋育英の監督に就任したものの、夏の甲子園への道のりは遠く、「叱らないから勝てない」との周囲の雑音はそれはすごかったそうです。前橋育英は野球よりもサッカーで有名ですが、スポーツ強豪校ですので、それはそれはすごい重圧だったと思います。その中でも、一途に自らの信条を貫く強さは、安易に「叱る」よりもはるかに強いものですね。

 

そして、もう一つ、本当に見事な堅守が光った前橋育英ですが、特別な練習はしていないそうです。しかし、自分以外のノックの時も、あたかも自分のところに飛んできたかのように真剣に「シャドーノック」をしているそうです。これも荒井監督が根付かせたものだそうです。

 

散ドラでノックをしていても思いますが、たった10数人でも順繰りにノックをしている以上、他の選手は「遊んで」しまいます。それが、前橋育英では、すべての球が自分の練習になるのです。特別な練習をするのではなく、本当に「一球一球を大切にする」だけで、甲子園で優勝するチームを作れるということなのだと思います。

 

私は荒井監督のように人間が出来ていないので、いつも怒鳴っていますが(荒井監督が叱らないのは選手が委縮し、監督の顔色を伺うようになるからですが、散ドラ諸君は委縮もしないし、顔色も伺わないので問題ないとは思いますが)、セットの時でも、キャッチボールの時でも、言っていることは、「一つ一つを真剣に」、「一球一球を大切に」ということです。

 

週に2日、たった4時間の練習。その一本一本、一球一球を大切にプレーするだけで、本当に上達すると思うんですけどね。

 

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運動会順延。

2013年10月04日 23時27分15秒 | 散ドラ諸君への喝!

明日の天気が雨天濃厚で、早々に運動会は日曜日に順延が決定しました。

 

ということで、日曜日の野球力測定会(または練習)も中止となりました。散ドラ諸君および管理人の練習不足はますます深まります。

 

そんなこんなもあり、今朝は出勤が遅かった(帰りも遅い予定だった)ので、朝ジョグをしました。

 

甲州街道に出て、市役所方面をまわり、秋川街道を経て、浅川沿いを走って、散田架道橋に出て、ほんのちょっと距離が足りない気がしたので、横中と散田小の方に遠回りをしました。

 

すると、あちらは気づきませんでしたが、OBナオキが坊主頭で歩いていました。まだ、大きくなりませんね。大器晩成です。しかし、顔色は日焼けしてたくましく感じます。そして、その横にいたのは、ガクたったような。というか、ガクだと思い、すれ違いざま頭を撫でてしまいましたが、違う子だったらごめんなさい。また、お泊りだったのかな?

 

少し行くと、サネとすれ違いました。挨拶する時にニコっとしたら、私が知っている頃のサネになりましたが、黙っているとだいぶ雰囲気が変わりましたね。みんなどんどん成長していきます。

 

二三日前には、高1のOBコウスケと会いましたが、長距離をやっている関係で、180cm超にもかかわらず55kgまで落とさなければならないということで、力石徹のような(?)精悍な顔つきになっていました。

 

みんな頑張っています。散ドラ諸君も運動会をがんばれ!そして、野球もがんばれ!6年生として野球を出来るのもあとわずかです。しっかりやり切ろう!

 

今日のジョグ

 10km 57分52秒

 

 

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国体(常葉菊川対大阪桐蔭戦)。

2013年10月02日 20時18分43秒 | プロ野球・高校野球

八王子市民球場で行われている国体の公開競技の高校硬式野球は、今日、準決勝2試合が行われる予定でした。10時からの第一試合は、修徳(東京)対前橋育英(群馬)の予定でした。そこで、ジョギングを早めに切り上げて、市民球場に向かいました。

 

すると、何と「本日の大阪桐蔭対常葉菊川戦は、雨天のため13時開始となります」との看板が。「???」。係員の人に聞いてみると、何と昨日の第二試合が雨で流れて、今日に順延になったのだとか。昨日は都心も降ったり止んだりでしたが、まさか試合が順延になるほど降ったとは思わず、完全にリサーチ不足でした。しかも、10時の時点では結構雨が降っていて、今日の試合もどうなるか?という感じでした。

 

しかし、13時には天気も回復し、チケットを買って、入場しました。さすがに甲子園地方予選のチケットとは違って立派です。おまけにミニプログラムまで付いていました。

 

13時試合開始です。

 

注目はもちろんドラ1候補の大阪桐蔭の森友哉選手です。しかし、今日は快音は聞かれませんでした。しかし、オーラはしっかり出ていました。

 

常葉菊川が序盤に先制、中盤大阪桐蔭が本塁打で追いつき、迎えた終盤。こんなアナウンスが。「9回終了時点で同点だった場合は、大会規定により、一死満塁から攻撃を行うタイブレークを行います」とのことです。国体ならではですね。

 

売店はバックスクリーン出口外とのことで、出てみたら、飲み物の売店はなく、無料でコップにコーラやお茶をサービスしてくれるコーナーがありました。しかし、行って戻ったら、表の攻撃が終わっていました

 

横から見た森選手のバッティング。遠路はるばるの桐蔭保護者も見守ります。

 

8回裏、常葉菊川の投手交代が裏目に出て、4番近田のレフト前決勝打、続く代打の2点タイムリーでダメを押し、大阪桐蔭が明日の準決勝に進出しました。

しかし、明日は当初の予定通り決勝まで行うそうで、決勝進出チームはダブルヘッダーとなります。大阪桐蔭が勝ち進んだ場合は、今日明日の2日間で3試合という強行日程となります。ちょっと心配ですね。

 

今日のジョグ

途中雨に降られながら。 13.2km 1時間20分39秒。

 

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