少し古い文章ですみません。
皆さんに卒乳について考えていただくために掲載します。
文中の料金は多少違うと思いますので参考に。
長い長い文章です、
最後まで読んでください。おっぱいについて考え方に自信が持てると思います。
************
妊娠したことで、おっぱいがいかに重要かということを助産婦さんに教えていただきました。
授乳期間も特に限定することなく、子どもが要求する間はおっぱいをあげていいよ・・・と。
出産後、通院した歯医者さんで「これを読みなさい!」と貸していただいた本に(おっぱいが口腔内の発達にいかに重要かという内容だったのですが)できれば1歳4ヶ月くらいまではおっぱいをあげた方が良いと。
私は1歳半くらいまであげようかな~と考えていたのですがその時期、授乳の回数は減ったものの、まだまだ「おっぱい大好き」でそのまま授乳継続。2歳の誕生日(去年の8月)には、夜のみ授乳。
この状況だったら年内には自然卒乳できるかな~と思っていました。
・・・と思っていた去年の12月。
○○式の助産婦さんの話を聞く機会があり、その時に「自然卒乳では、しこりが残ったり乳腺炎になったり、のちに肩こり、頭痛、腰痛の症状がでたりする」という話を聞かされ
びっくり!
私は子どもが6ヶ月くらいまで、数回乳腺炎のトラブルでつらい思いをしたので、迷わず○○式での断乳をしようと思い、すぐ通院を始めました。
断乳は3月以降(寒い時期は子どもが風邪を引いたりするのでしないそうです)3月ということは、子どもが2歳半過ぎ。1日でも早く断乳したかったので、3月1日に断乳の予約をとりまし
た。(断乳開始日から2ヶ月の間に最低5回の通院。スムーズに断乳が完了できなければ、追加で通院とのこと)
それまで2週間おきにマッサージを受けるように言われました。
予約制にもかかわらず1時間ほどまたされて、マッサージは15分ほどで終了。
金額は一律3,500円(初回は4,500円)断乳するまで、結構費用がかかるな~と思いつつ、先々しこりや頭痛でつらい思いをして病院通いをすると思えば安い・・・と自分を納得させていました。
毎回、通院するたびに待合室でお母様方と話をしたり、子どもと遊んだりするのですが、あるお母さんが「うちの子、先生のところへ行くと大泣きするからうるさくてすみません」と。
「先生からは、もっと散歩させなさい!と言われるけど、散歩にも結構行ってるのよね~」と。
実は私の子どもも通常はあまり人見知りしないのですが(最初恥ずかしがったりしますが)マッサージを受けるために隣の部屋へ行こうとすると、行くのを拒み、結局一人で待合室で遊んでいました。
また他の子どもも待合室では、人見知りせずニコニコと遊んでいるのですが先生のところに行くと大泣きする子がちらほら。
このころから、ちょっと変だな~と感じるようになりました。
断乳開始の日程がどうしても都合悪くなり、1日早く2月の末日にしてもらえないかと相談したところ、ものすごい剣幕で叱られてしまいました。
1日早く開始するのが何故いけないのか、私には理解できず助産婦さんからの叱りの言葉に反論できませんでした。
そばにいた子どもはきょとん・・・としていました。
そして、さらに「本は読んだの?」聞かれ、私は何のことかわからず「いいえ」と答えたら、さらに叱られ・・・
結局、断乳するにあたって、先生が書いた本(2,000円)に断乳の説明が書いてあるので、読んでおかないといけなかったらしいのです。
私は予約を入れた時に対応してくれた助産婦さんが「断乳開始日の1週間前にいろいろと説明があるので必ず来てくださいね。」と言われたので、そのつもりでいました。
さっそく(仕方なく)その本を購入しました。(また、出費・・・)
そして「断乳」のところを読んで、びっくり!
・断乳1週間前:食事腹八分、水分1000cc
・断乳前日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分1000cc
・断乳当日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分800cc、入浴禁止
・断乳開始3日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分800cc、入浴禁止、
3日目に300~1000ccの乳を搾り出す
・断乳開始3~10日:食事腹六分、水分800cc、入浴は7日目から
10日目に150~400ccの乳を搾り出す
・断乳開始11~30日:食事腹八分、水分1000cc
・断乳開始31~60日:食事腹九分
しかも断乳して3日間はズキズキと痛むらしい子どもは、突然おっぱいがなくなって、精神的にイライラするから1日中外で遊ばせないといけないとのこと。
おっぱいは張るし、食事制限はあるし、お風呂へは入れないのに1日中子どもと外で遊ばせないといけないなんって、考えただけでぞっとしました。
子どもを産んで、おっぱいを終了するたびに毎回こんなつらい断乳をしなければいけないのなら
(しかも費用もかなりかかる)子どもが欲しい!という気持ちが半減するのでは。しかもお金がないと正しい断乳ができない。何だか「断乳」という宗教団体のように思えてきました。
それでも将来、しこりや頭痛が・・・という言葉が頭から離れず2ヶ月間頑張ろうかな~と思っていました。
ただ、断乳の開始日を1日早くしただけで、すごい剣幕で叱られたことが私にはとってもショックで、助産婦さんを信頼できなくなってしまったのでこういう状態で2ヶ月間の"苦行”を乗り越える自信がなくなり周囲にも聞いてみたら、自然卒乳を_める人ばかり。夫も○○式の断乳の方
法を聞いて大反対。
私も○○式の断乳方法をとらないことにしました。
*****************
卒乳というのは赤ちゃんが自分に自信を持ち、おっぱいを必要としなくなったときに自分から離れていくことを言います。
予定を組んで離すのは卒乳ではありません。
子ども一人一人が違うように卒乳の時期も異なってきます。
長くおっぱいをあげていても甘えんぼになるなど悪いことは決してありません。
むしろ自分が納得するまでオッパイを続けた子どもは、自信がありしっかり自立のできる子になります。またお母さんにしても卒乳した後に母乳のトラブルで困ることは非常に少ないようです。
少し張ると言うことはありますが、軽く搾るぐらいでまもなく楽になってきます。
もし断乳をするとなると、たくさんでている母乳を急に止めることになりますからそれなりの処置が必要になることがあります。質問のお母さんが勧められていることは断乳のための処置のように思えます。
卒乳をしたお母さん達の話では、赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれなくなって寂しいということはよく聞きますが、乳腺炎や体の不調を聞いたことはありません。
アメリカのラ・レーチェリーグインターナショナル(国際母乳連盟)でも自然卒乳を推奨していて、卒乳が母体によい影響を与えることは紹介していますが、悪い影響があるとはしていません。
この組織は世界の母乳運動の中心的な役割をしていて、たくさんの経験からの情報を紹介しています。また、2002年の世界保健総会では6ヶ月以上の完全母乳育児と2年以上の母乳育児の継続が推奨されています。
世界では2年以上母乳を続け自然に卒乳するということが医学的にも推奨されています。無理に母乳を止めることがよいとは思いません。
卒乳はお母さんと赤ちゃんが人為的ではなく、赤ちゃんの発達、母児の信頼関係の深まりという流れの中で自然におこってくるものです。
無理をしないで卒乳に向かうことを勧めます。
*************
甘えさせることがいけないという考え方は、育児に”鉄は熱いうちに打て”という発想を持ち込んだものです。赤ちゃんというのは保護されないと生きて行けない存在ですから、しっかりと要求を聞いてあげることが何よりも大切なのです。其れは甘えに見えるかもしれません
が、大人の考えるような甘え(わがままということでしょうか)とは質的に違うのです。
赤ちゃんにとってお母さんのオッパイはベースキャンプです。ベースキャンプがあればこそ、自立への道をしっかりと歩めるのです。
赤ちゃんがオッパイを求める時はどのような時でしょうか。お母さんに叱られた時、公園で遊んでいて友達からいじめられた時、あなたと夫がけんかをした時、又、お舅さんとお母さんが仲たがいをした時・・
・・・などではないでしょうか。
子どもの心の不安定さ、不安の心を静めてくれるのがお母さんのオッパイなのです。オッパイを含むことによって不安の心が解消され、又、新しい世界へ出かけることが出来るのです。
もしなにかのふあんをかかえているときに「ダメ}とオッパイを撥ね付けてしまったら、子どもの心は満たされないままですね。
勿論、ヤンチャになった子どもの世話に疲れている時もあるでしょう。
なんとなくうっとおしい時もあるかもしれません。つい「オッパイなんか駄目よ」と言ってしまうかもしれません。其れはある程度仕方の無いことかもしれません。そんな貴方の態度をよしとするのではなく、赤ちゃんがオッパイを求めるのはこの様な心の状態で、あり、其れに応えてあげることで自立心のある子どもに育つのだと言うことを覚えていてくださればよいのです。(山内逸郎)
***********
日本には、「断乳」を商売にしている団体や助産師がいます。
子どもに任せて自然卆乳をしましょうね。
大人や親のつごうではなく「赤ちゃん主体」に考えましょう。
赤ちゃんの心に傷をつけないように。新井一令
皆さんに卒乳について考えていただくために掲載します。
文中の料金は多少違うと思いますので参考に。
長い長い文章です、
最後まで読んでください。おっぱいについて考え方に自信が持てると思います。
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妊娠したことで、おっぱいがいかに重要かということを助産婦さんに教えていただきました。
授乳期間も特に限定することなく、子どもが要求する間はおっぱいをあげていいよ・・・と。
出産後、通院した歯医者さんで「これを読みなさい!」と貸していただいた本に(おっぱいが口腔内の発達にいかに重要かという内容だったのですが)できれば1歳4ヶ月くらいまではおっぱいをあげた方が良いと。
私は1歳半くらいまであげようかな~と考えていたのですがその時期、授乳の回数は減ったものの、まだまだ「おっぱい大好き」でそのまま授乳継続。2歳の誕生日(去年の8月)には、夜のみ授乳。
この状況だったら年内には自然卒乳できるかな~と思っていました。
・・・と思っていた去年の12月。
○○式の助産婦さんの話を聞く機会があり、その時に「自然卒乳では、しこりが残ったり乳腺炎になったり、のちに肩こり、頭痛、腰痛の症状がでたりする」という話を聞かされ
びっくり!
私は子どもが6ヶ月くらいまで、数回乳腺炎のトラブルでつらい思いをしたので、迷わず○○式での断乳をしようと思い、すぐ通院を始めました。
断乳は3月以降(寒い時期は子どもが風邪を引いたりするのでしないそうです)3月ということは、子どもが2歳半過ぎ。1日でも早く断乳したかったので、3月1日に断乳の予約をとりまし
た。(断乳開始日から2ヶ月の間に最低5回の通院。スムーズに断乳が完了できなければ、追加で通院とのこと)
それまで2週間おきにマッサージを受けるように言われました。
予約制にもかかわらず1時間ほどまたされて、マッサージは15分ほどで終了。
金額は一律3,500円(初回は4,500円)断乳するまで、結構費用がかかるな~と思いつつ、先々しこりや頭痛でつらい思いをして病院通いをすると思えば安い・・・と自分を納得させていました。
毎回、通院するたびに待合室でお母様方と話をしたり、子どもと遊んだりするのですが、あるお母さんが「うちの子、先生のところへ行くと大泣きするからうるさくてすみません」と。
「先生からは、もっと散歩させなさい!と言われるけど、散歩にも結構行ってるのよね~」と。
実は私の子どもも通常はあまり人見知りしないのですが(最初恥ずかしがったりしますが)マッサージを受けるために隣の部屋へ行こうとすると、行くのを拒み、結局一人で待合室で遊んでいました。
また他の子どもも待合室では、人見知りせずニコニコと遊んでいるのですが先生のところに行くと大泣きする子がちらほら。
このころから、ちょっと変だな~と感じるようになりました。
断乳開始の日程がどうしても都合悪くなり、1日早く2月の末日にしてもらえないかと相談したところ、ものすごい剣幕で叱られてしまいました。
1日早く開始するのが何故いけないのか、私には理解できず助産婦さんからの叱りの言葉に反論できませんでした。
そばにいた子どもはきょとん・・・としていました。
そして、さらに「本は読んだの?」聞かれ、私は何のことかわからず「いいえ」と答えたら、さらに叱られ・・・
結局、断乳するにあたって、先生が書いた本(2,000円)に断乳の説明が書いてあるので、読んでおかないといけなかったらしいのです。
私は予約を入れた時に対応してくれた助産婦さんが「断乳開始日の1週間前にいろいろと説明があるので必ず来てくださいね。」と言われたので、そのつもりでいました。
さっそく(仕方なく)その本を購入しました。(また、出費・・・)
そして「断乳」のところを読んで、びっくり!
・断乳1週間前:食事腹八分、水分1000cc
・断乳前日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分1000cc
・断乳当日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分800cc、入浴禁止
・断乳開始3日:食事腹五分(ご飯と味噌汁)、水分800cc、入浴禁止、
3日目に300~1000ccの乳を搾り出す
・断乳開始3~10日:食事腹六分、水分800cc、入浴は7日目から
10日目に150~400ccの乳を搾り出す
・断乳開始11~30日:食事腹八分、水分1000cc
・断乳開始31~60日:食事腹九分
しかも断乳して3日間はズキズキと痛むらしい子どもは、突然おっぱいがなくなって、精神的にイライラするから1日中外で遊ばせないといけないとのこと。
おっぱいは張るし、食事制限はあるし、お風呂へは入れないのに1日中子どもと外で遊ばせないといけないなんって、考えただけでぞっとしました。
子どもを産んで、おっぱいを終了するたびに毎回こんなつらい断乳をしなければいけないのなら
(しかも費用もかなりかかる)子どもが欲しい!という気持ちが半減するのでは。しかもお金がないと正しい断乳ができない。何だか「断乳」という宗教団体のように思えてきました。
それでも将来、しこりや頭痛が・・・という言葉が頭から離れず2ヶ月間頑張ろうかな~と思っていました。
ただ、断乳の開始日を1日早くしただけで、すごい剣幕で叱られたことが私にはとってもショックで、助産婦さんを信頼できなくなってしまったのでこういう状態で2ヶ月間の"苦行”を乗り越える自信がなくなり周囲にも聞いてみたら、自然卒乳を_める人ばかり。夫も○○式の断乳の方
法を聞いて大反対。
私も○○式の断乳方法をとらないことにしました。
*****************
卒乳というのは赤ちゃんが自分に自信を持ち、おっぱいを必要としなくなったときに自分から離れていくことを言います。
予定を組んで離すのは卒乳ではありません。
子ども一人一人が違うように卒乳の時期も異なってきます。
長くおっぱいをあげていても甘えんぼになるなど悪いことは決してありません。
むしろ自分が納得するまでオッパイを続けた子どもは、自信がありしっかり自立のできる子になります。またお母さんにしても卒乳した後に母乳のトラブルで困ることは非常に少ないようです。
少し張ると言うことはありますが、軽く搾るぐらいでまもなく楽になってきます。
もし断乳をするとなると、たくさんでている母乳を急に止めることになりますからそれなりの処置が必要になることがあります。質問のお母さんが勧められていることは断乳のための処置のように思えます。
卒乳をしたお母さん達の話では、赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれなくなって寂しいということはよく聞きますが、乳腺炎や体の不調を聞いたことはありません。
アメリカのラ・レーチェリーグインターナショナル(国際母乳連盟)でも自然卒乳を推奨していて、卒乳が母体によい影響を与えることは紹介していますが、悪い影響があるとはしていません。
この組織は世界の母乳運動の中心的な役割をしていて、たくさんの経験からの情報を紹介しています。また、2002年の世界保健総会では6ヶ月以上の完全母乳育児と2年以上の母乳育児の継続が推奨されています。
世界では2年以上母乳を続け自然に卒乳するということが医学的にも推奨されています。無理に母乳を止めることがよいとは思いません。
卒乳はお母さんと赤ちゃんが人為的ではなく、赤ちゃんの発達、母児の信頼関係の深まりという流れの中で自然におこってくるものです。
無理をしないで卒乳に向かうことを勧めます。
*************
甘えさせることがいけないという考え方は、育児に”鉄は熱いうちに打て”という発想を持ち込んだものです。赤ちゃんというのは保護されないと生きて行けない存在ですから、しっかりと要求を聞いてあげることが何よりも大切なのです。其れは甘えに見えるかもしれません
が、大人の考えるような甘え(わがままということでしょうか)とは質的に違うのです。
赤ちゃんにとってお母さんのオッパイはベースキャンプです。ベースキャンプがあればこそ、自立への道をしっかりと歩めるのです。
赤ちゃんがオッパイを求める時はどのような時でしょうか。お母さんに叱られた時、公園で遊んでいて友達からいじめられた時、あなたと夫がけんかをした時、又、お舅さんとお母さんが仲たがいをした時・・
・・・などではないでしょうか。
子どもの心の不安定さ、不安の心を静めてくれるのがお母さんのオッパイなのです。オッパイを含むことによって不安の心が解消され、又、新しい世界へ出かけることが出来るのです。
もしなにかのふあんをかかえているときに「ダメ}とオッパイを撥ね付けてしまったら、子どもの心は満たされないままですね。
勿論、ヤンチャになった子どもの世話に疲れている時もあるでしょう。
なんとなくうっとおしい時もあるかもしれません。つい「オッパイなんか駄目よ」と言ってしまうかもしれません。其れはある程度仕方の無いことかもしれません。そんな貴方の態度をよしとするのではなく、赤ちゃんがオッパイを求めるのはこの様な心の状態で、あり、其れに応えてあげることで自立心のある子どもに育つのだと言うことを覚えていてくださればよいのです。(山内逸郎)
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日本には、「断乳」を商売にしている団体や助産師がいます。
子どもに任せて自然卆乳をしましょうね。
大人や親のつごうではなく「赤ちゃん主体」に考えましょう。
赤ちゃんの心に傷をつけないように。新井一令