ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

テレビ番組に怒りを

2009年08月22日 | 日々の思い
今日の花は以下の文章に合わせたサルスベリです。
Photo
綺麗なピンクの花が咲いていました。
Up
今夜のテレビを見ていて怒りを覚えました。
こんな番組を美化して放送する日本放送協会は無知過ぎる。

番組名は「ふたり 夫婦の物語 子育てをしながら挑む世界陸上女子マラソン、コーチの夫と走る妻涙の復活劇」
2009/08/22 22時~50分放送
お産をして3歳になる娘の子育てを夫がして、妻の走りをコーチする。
合宿中は、娘は夫と寝る。妻は疲労回復と走りに集中するために一人個室で寝る。
それでいいのか!!!!
母であれば、競技に集中する事は出来ないのではないだろうか。
何故ならば、母性が育っていれば、我が子への「愛」が優先する。

娘の前で、激しい叱責をしたり、母は娘の前で涙を流す。
父親失格であり、その姿は娘にとって苦痛である。
必ずトラウマとなって残る。

それ程までに、名誉が欲しいのか!!
失うものは、とてつもなく大きい。

子どもにとって3歳までは、心豊かに母子の絆が醸成され愛に満ちた子育てが必要である。

育てながらも練習や競技はできる。
あまりにも夫に子育ての知識がなさ過ぎる。

娘の将来は暗澹たるものである。
本来、人として大切な事を学ぶ幼児期に家庭の温かさを学ぶ機会もなく、成人した人の結果は見えている。
将来、この夫婦は辛い思いをするのではないだろうか。

母親の愛情が不足して育った子どもは悲しい。
母親がいるのに母親と分離されていることは不幸である。
今からでも遅くはない。考えなおして欲しい。

明日の世界陸上の結果は見えている入賞は無理である。
3歳の子どもは日本に置いてきぼりなのだろうね。
走る、原動力は「愛」である。家族の愛に応援され、愛があればゴールテープを切る事ができる。

人としての心を持っていない人が勝てるわけがない。
世界は甘くはない。

子育てをしてください。
我が子の将来のために。
心を入れ替えなさい。

もっともっと娘の気持ちを考えて欲しい。
子どもが可哀想である。
ある意味の虐待である。
父親の間違った育児の手本のようである。
将来、積み木崩しにあうのではないだろうか?
子どもを犠牲にするな。


胸くそ悪い番組を見て腹が立つ。
日本放送協会の演出方法が悪いのか?演出者に愛がないのか?
人をもっと見よ。

今夜は眠れない。
怒りが煮えたぎっている。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする