ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

お産は子育ての準備運動

2015年11月05日 | いいお産

お産をどのように迎えるか考えたことがありますか?

お産について考えるのは夫婦で共に考えなければなりません。

出産は、夫婦、そして赤ちゃんとの共同作業です。

 

医者も助産婦もあくまでもサポーターです。

主体は、産婦とお腹の赤ちゃんです。夫や家族は伴走者です。

 

私の元に来る相談の多くは、本来「自分自身」で解決すべきものが多数です。

 

その背景にあるのは、生育する中で「自立心」を養う「家庭教育」や「人間教育」が成されていないことに起因しているのではないでしょうか。

本を買うにも「ランキング」書店で、売れているから買う。

本は必要な知識を身につけるために買うのではないのか。

操作されランキングの上位の本を買って意味があるのだろうか?

だまされやすい「人々」であることか、嘆かわしい。

 

お産は「ゴール」ではありません。子育ての「準備運動」です。

本当に大変なのは子育てです。

子育ては、夫婦のこれまでの育ちの中に蓄積された「愛」に裏打ちされます。

 
多くの人から「愛」を授かり親になった夫婦は我が子に「無償」の愛を惜しげもなく与えることが出来ます。

 真実の「愛」は金銭では買えません。

愛を得るためには「愛」が必要です。

 
お産や子育ては、「愛」の深さを試されます。

いいお産が出来るのは、お腹の赤ちゃん充実した時間を共有した場合です。

 

いいお産とは、経膣分娩だけではありません。

帝王切開も難産も、不幸な結果になったお産も全てがいいお産です。

お産の時を迎えるために、どれだけ心を豊かにしたのか、それが十分であればどんなお産でもいいお産です。

コメント (2)
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