ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

信頼感

2015年11月22日 | 母子関係の確立

赤ちゃんは、母親に抱かれ、思う存分に甘えることが必要です。

母親に対する絶対的信頼感を構築します。

母親が赤ちゃんの心の安全基地になると、次第、次第に親から離れていきます。

その距離は、少しずつ延びて友達とも遊ぶことが出来るようになります。

ともだちと遊んでいる間も、時々、母親を確認しています。

不安になると母親の元(安全基地)に戻ります。

 絶対的信頼感が構築されないと、子どもの心は不安定になります。

近年の子どもが関係した悲しい出来事の背景にあるのは「母性に裏打ちされた信頼感」が育っていないからです。

育たない背景には、親の育った養育環境が大きく影響します。

大切な時期に、親の愛を受けて育つことが大切です。

今、必要とされているのは、「親を育て直す」ことではないでしょうか!!

育てられていない親、親になっていない親、そうならない施策を国は構築すべきです。

親育てをおろそかにしてきた国や政治の「無策」が今日の悲惨な出来事を誘発しているように思います。

ワークライフバランス、保育所待機児ゼロなどという愚策を煽るのではなく、

安心して産み育てることが可能な施策を、国や政治屋は考えなければいけない。

 
子を産んでも、母になれない女性が増加し悲惨な子殺しをしています。

犯人を責めるのではなく、そのようなことが起こりにくい国家を作らなければいけない。

金銭的な豊かさではなく、 真に豊かな暮らしを実現することが必要です。

子どもは全て「神の子」である。

親が作ったものではない。

傲慢さを棄てて「愛」を持って生きましょう。

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