このところ赤ちゃんの体重の増加が少ないと、悩んでいる方からの質問が多くなっています。
そのほとんどが母乳哺育しているお母さんです。
育児書や周囲の人から体重が増えていないね。小さいね。と言われたことが原因です。
祖母や小児科医や保健師からいわれることもあります。
確かに、母乳の分泌が少なく、人工乳を追加しなければならないケースもあります。
しかし、そのほとんどが、体重の増加が数週間で数百グラムしか増えていないと不安になり相談してきます。
混合栄養から母乳栄養に移行すると体重の増加は、それまでより減ることが多いのです。
混合栄養の時が体重の増えすぎのケースがあります。
お母さんが笑顔でゆったりとした、授乳タイムをすることで赤ちゃんは美味しく幸せなおっぱいタイムを過ごすことができます。
これによって母乳の分泌も促進されます。
お母さんが不安な気持ちで赤ちゃんと接していると、赤ちゃんは不安になり、機嫌も悪くなり哺乳量も少なくなります。
授乳時の携帯電話は絶対に禁止。テレビを観ながらの授乳も禁止。
体重増加が気になるな時には、授乳回数を1~2回増やしてお母さんがゆったりした気持ちで、赤ちゃんに話しかけながら授乳してください。
機嫌が良く、元気に泣いて、よく寝てくれるようなら心配しなくて大丈夫です。
お母さんのスイッチを切り替えることが大切です。
気になるおかあさんには、回答を送った後に、電話でお話をします。
電話の後で、授乳が楽しくなりましたと、うれしいメールをいただきます。
とても幸せな瞬間です。