ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

母子保健の保健師さん意識改革を

2007年09月08日 | 保健師の弊害
ある保健師のブログで、私のブログが紹介され、育児中に保健師から厳しいことを言われ傷ついたとの書き込みがありました。
「私は、8ヶ月の乳児を持つ母親です。
乳児検診に行く度落ち込み、悲しく不安になります。
もっと正しい新しい知識とやさしい言葉で接してください。
悩んでいるのは、私だけではありません。」
これに対して、現役の保健師さんからの書き込みもありました。また多くの方がブログをのぞいていただいたようです。
私の書き込みです。
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お母さんと、保健師の意識が乖離しているのが大きな要因です。
ここに意見を載せられた方ばかりではなく、多くの人が悩み傷ついていることを認識してください。
母子保健にかかわる保健師は、赤ちゃんの成長と発達をしっかりと学んでください。
皆さんが、教科書で学んだことや学校で習ったことは、今の時代にそぐわないことが多いのです。
今年、厚生労働省が離乳食ガイドをだしましたが、やっと出したのが実情です。
しかし、赤ちゃんは1000人いれば千通りです。成長曲線や過去のデーターに当てはめて、母親を指導したら大きな間違いを起こします。
栄養は単に身体を大きくするだけではなく、心の栄養でもあります。
赤ちゃんの心に栄養を与えるためには、お母さんの心が元気でないといけません。
オキシトシンがたくさんでるような支援をする保健師や小児科医がいなければなりません。
多くのことを学んでださい。
いい先輩に教えてもらってください。
最高の教師は、お母さんと赤ちゃんです。
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たくさんの方に理解していただけてうれしいです。
私のような悲しい思いをしないよう願っています。
みなさん、ありがとうございました。
 多くの母親は、育児に敏感で、些細な言葉でキズつきやすく、近くに相談者もいないので、これからもっと保健師さんたちが必要になってくると思います。
保健師の皆さんの今後のご活躍を期待しております。
***************
保健師さんから傷つく事をいわれたのでしょうね。とても残念です。
私も、いつも相談に保健センターに来るママに「健診で友達がきついこと言われたから健診にいくの怖いんだ」と打ち明けられました。
正直、うちの職場に健診でそんなキツく言う人いるのか!?とショックでした。
でも、こちらがそう思っていなくて言ったとしても、受け止め方はさまざまですから、保健師の発言としていい加減な発言や否定する言い方はしませんし、気をつけて言葉を選んでわかりやすく話すのを心がけています。言ってくれたそのママに感謝したいです。

ぜひぜひ、あなたの言葉で苦情をぶつけてください、役所に。あなたの自治体の保健師はいつまでも変わりませんし、傷つくママをこれ以上増やしたくないので、お願いします。

それぞれの産院での授乳などの教え方が違うんですよね、残念なことに。
臨床の助産師さんでさえ、母乳3時間おき守って、足りなかったらミルク足して!っていうところあるんですよね。
それで、おうちに帰ったお母さんがほんと混乱して何回か訪問したり、電話相談受けたり・・・。
お母さんが少しでも安心できればと、ずっとがんばって仕事してきていますが、保健師の知名度はそうそうあがらないし、保健師の仕事自体がなにもかも悪いという評価ばかりでは、心がくじけそうになり無力なのかなぁと思うことが多いです。

「私は保健師よ!指導してあげるわ!」っていう保健師さんがまだまだたくさん全国にいるってことなのかなぁ。
******************
いい方向に行くことが出来てとてもうれしいです。
母子保健にかかわる保健師さんはとてもとても重要な役割を担っています。
これからもぜひ、多くのことを学んでください。

自治体もかわってください。
何度もお願いをしても、一向に変わりません。
嫌な思いをされた方がいたらぜひ声をあげてください。

がんばってくれてる保健師さん本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。

みんなで勉強会したいですね。




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2 コメント

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保健師さんは職場内でも地位が低いとよく愚痴を耳... (とくなか)
2007-09-08 21:08:54
保健師さんは職場内でも地位が低いとよく愚痴を耳にしますが、私たち母親にとっては役場、公共機関として一番身近な存在です。一番たくさん話す機会があるし、私たち育児に不安を抱えている母親がちょっと聞いてみようと思う存在です。それでは満足できませんか?
私たちに、いろんな事を伝えようとしてくれるのは本当にありがたく思います。でも、本当に離乳食で「お茶碗一杯のごはん」「コップ一杯の牛乳」を飲ませないといけないのでしょうか?今教えてくれる知識は私たち母親を支援して下さっていると本当に自信を持てますか?

保健師さんにいろいろ不満もありますが、実は、期待もしているのです。

私たち母親ももっと声をあげて、「そんなこと言われてよけいに悩みました」「よけいに苦労しました」って言えばいいのでしょうか?誰に?
もっと母乳のこと、離乳食のことで相談すればいいのでしょうか?答えは間違っていると分かっていても・・・。





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とくなかさんコメントありがとうございました。 (ひげ爺)
2007-09-08 21:56:24
とくなかさんコメントありがとうございました。
心から感謝いたします。

そうですよね。どこに言えばいいのでしょうか?だれに?その通りですようね。
私に言ってください。info@tamagomama.net にください。
お住まいの自治体やどのようなことをいわれたのか等を書いてメールしてください。

皆sんの声を集約して、自治体や厚生労働省に要望書や改善の要求をしていきます。
そのようなアクションを起こさない限り変わりません。

多くの声が変えていく原動力です。

皆さんの声をお待ちしています。
皆さんのプライバシーは守ります。

離乳食やご飯、さらには牛乳のことが書かれていますが、私は全て必要ないと思っています。早い離乳食はアレルギーを誘因します。また牛乳は赤ちゃんには必要ないと思います。我が国には本当の牛乳はわずかです。
低温殺菌牛乳の一部が牛乳だと思っています。

ご飯も月齢やその子の食する量によって変わります。
離乳食は遅ければ遅いほどいいと思っています。

正しい知識と心豊かなサポーターがいるといいですね。
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