ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

WHO勧告にみる子育て支援

2007年08月18日 | インポート
WHO(世界保健機関)が妊娠や子育て支援について多くの勧告を出しています。
今日はその中で産後の医療技術についての中から一般市民への情報提供について紹介します。

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産後における適切な医療技術のためのWHOコンセンサス会議
一般市民への情報とメディア若い世代が、出産や乳児ケア、親としての責任について学ぶ機会がほとんどない社会では、このような経験に向けて準備をさせる教育が必要である。

出産後の期間に関する情報は、正確明快な、目を引くような見せ方をした、質の高い堅実なものが、両親、子ども、教師、医療専門家ならびの政治家の間に広められるべきである。

WHOとその地域事務局は、ジャーナリスト、メディア、広報活動リーダー及び専門雑誌の編集者と定期的に
会合を持つプログラムを設け、WHO会議の勧告や母子保健に影響するさまざまな問題を、彼らに充分知らせるべきである。
WHOは、トリエステ会議とそれ以前の二つの会議で採択された勧告の実践を促進すべきである。

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と結んでいる。

残念ながら守られていないのが実情ですね。
最近は、マスコミやジャーナリストの質が落ちています。
特にテレビはひどい、情報源にはならない。
視聴率至上主義、営利優先の経営が人材育成に影響しているのではないだろうか。

時には間違っている情報を平気で放送している。
勉強不足が原因です。

さらには、各省庁や企業から提供される報道資料という情報を垂れ流し情報を鵜呑みにし
報道している。
企業の発表はお土産や食事つき、あご足つきのこともあります。これらは特権ですね。

一部まともな報道番組もありますことを付け加えておきます。

マスコミの記事や報道に中味がないのです。
記事を書き取材する能力が欠落してきています。
正しい情報を専門的な視点で報道する力を養って欲しいと願わずにはおられません。


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