ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

田舎の子育て

2015年09月27日 | 日々の思い

皆さんの住んでいるところは、子育てしやすいですか??

子育て環境や子どもが遊ぶ環境が悪化してきています。

特に、田舎といわれている地域ではその環境が劣悪です。

子育てをするなら「市街地」と言わざるを得ません。

何故ならば、爺の住む地域では、子どもや親が外で遊んでいる姿を見かけません。

子どもが少ないのもその大きな理由ですが、それにしても子どもが外で遊んでいない。

乳幼児も親子で遊んでいる姿を見かけません。

月に一度の子育てサークルに、わずかな親子が集っても活気がありません。

 

自治体の無策が子育てしにくい環境を増長させているのでしょうね。

とても悲しくなります。

「田舎」が子育てしやすいは「幻想」です。

兄弟姉妹が多い「家族」は別です。

3人以上の子どもがいる家族は子ども同士で遊べるからです。

 

ここの子ども達は外遊びをしません。

たまに遊んでいるといっても、家の中でゲームがいいところ。

自然豊かな中にいながら都会生活と同様です。

 

さらに、悪いのは、近所に子どもがいないので早くから保育園に子育てを委託してしまいます。

近所に遊ぶ子がいないから「可哀想」と言うのがその理由。

少子化で、待機児はいませんから希望すれば入所できます。

子どもを入園させるために、親が就労する。

何か間違っています。

 

子ども達が遊べるのは「学童」です。

子どもは子ども社会の中で多くのことを身につけてきました。

子ども社会で学んだことはその後の社会生活や家族生活の大きな礎になります。

 

都会では、子ども達が遊ぶ元気な声が聞こえてきました。

公園には子どもがいました。

ここにでは公園は見かけません。

公園がありません。

川遊びをする子ども達の姿も見ません。

都会の親の方が自然と遊ぶことに熱心です。

ここでは親子で遊ぶ姿がありません。

 

本来は、自然そのものが理想の公園のはずですが、ここではそれで遊ぶ子どもはいません。

悲しい現実です。

都会の中の緑地公園では子どもが群れて遊んでいました。

 

子どものための施策を真剣に考えていかないとこの国は滅びます。

 

親も意識を変えよ。


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