ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

間違った授乳指導!!

2007年09月29日 | 母乳哺育
私のブログをよく読んでくれているお母さんからのメールです。
お友達から聞いた話を送ってくれましたのでご紹介させていただきます。
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私が聞いた授乳指導を書かせてくださいね。
生後1ヶ月半の赤ちゃんのママからの相談です。
授乳間隔が2時間空けばいいほうで、授乳後15分~30分で赤ちゃんが泣くので、抱っこをしたり、あやしたりオムツを変えたりしてもダメな時は授乳しているそうです。
授乳間隔が短いのでは?と心配になり、1ヶ月健診で助産師さんに相談したところ、「体重の増えは順調だから授乳回数を減らしてみて」「頻繁に欲しがるようなら、湯冷ましを与えると間隔が空き、次の授乳で沢山飲める」「ちょこちょこ飲みはよくない」と指導されたそうです。
彼女は「ちょこちょこ飲みがよくないなら湯冷ましを与えようかと思うけど、そうすることで母乳の分泌が悪くなるのでは?」と心配して、ちょっぴり先輩ママの私に相談してくれたようです。

「白衣を着た人から指導されると疑いもせずに実行したくなるんだよね~」と思いながら、彼女の書いた文章を読みました。
ちょこちょこ飲みがよくないなら、我が家の息子はかなり劣等生になってしまいますね(笑)。
未だに授乳間隔なんてバラバラで、3時間空く時もあれば1時間に2~3回飲むなんてこともザラですし・・・。
生後間もない頃は「どうして本に書いてあるみたいに体重が増えないの?」「なんで授乳間隔は空かないの?」などの思いがグルグルしていました。
ある一定年齢になるとになると「個性を大事にしましょう」って言われるのに、赤ちゃんの時は皆同じようなタイプにならないといけないと思われがちなんでしょうか?
・・・と、話が横道にそれてしまいましたね。
彼女には「母乳育児についての情報は、本当に沢山ある」と前置きした上で、たまごママネットを紹介させて頂きました。
数日後、彼女からの返事は「湯冷ましはあげなくていいんだね。これからも息子が欲しがる時にあげていきます」って書いてありました。
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事前に情報があると助産師や医師、保健師の指導が正しいかどうかの判断ができるようになります。

山内先生のお書きになった文章を引用させていただきます。
「赤ちゃんにとってお母さんのオッパイはベースキャンプです。ベースキャンプがあればこそ、自立への道をしっかりと歩めるのです。

赤ちゃんがオッパイを求める時はどのような時でしょうか。お母さんに叱られた時、公園で遊んでいて友達からいじめられた時、貴方と夫がけんかをした時、又、お舅さんとお母さんが仲たがいをした時・・・・・などではないでしょうか。
子どもの心の不安定さ、不安の心を静めてくれるのがお母さんのオッパイなのです。オッパイを含むことによって不安の心が解消され、又、新しい世界へ出かけることが出来るのです。
もしなにかの不安をかかえているときに「ダメ}とオッパイを撥ね付けてしまったら、子どもの心は満たされないままですね。
 勿論、ヤンチャになった子どもの世話に疲れている時もあるでしょう。なんとなくうっとおしい時もあるかもしれません。つい「オッパイなんか駄目よ」と言ってしまうかもしれません。其れはある程度仕方の無いことかもしれません。そんな貴方の態度をよしとするのではなく、赤ちゃんがオッパイを求めるのはこの様な心の状態で、あり、其れに応えてあげることで自立心のある子どもに育つのだと言うことを覚えていてくださればよいのです。(山内逸郎先生)
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赤ちゃん主体の考え方で考えてください。
おっぱいはお母さんが赤ちゃんのために、命を削って与えるものです。
それが絆であり愛着です。
赤ちゃんが望むだけあなたの血をあげてください。
母乳は神様が与えてくれた命です。


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