ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

里帰りから子育て不安

2013年05月21日 | 産後すぐの母子密着
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里帰り分娩から育児不安に
今日は、里帰り出産から帰って子育て不安に陥っている方について書きます。?
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「2ケ月の子の母です。生んで1ケ月程して里帰り先から家に帰りました。でも、体がえらいのか心が疲れたのか2週間程で毎日泣いてしまう状態になり、落ち付くために実家で1週間ほど過ごし今はまた自宅にいます。
自分がどうしてそうなってしまったのかわからなく実家に戻り友人と会い、話をしたら、それは『孤独』だからだとわかりました。
ただでさえ家から出られないのに友達や母親にさえ電話もしていない状態だったのです。
電話をすればいいのにしなかったんです。近所にも友達はいないので簡単に会えないし、友達も赤ちゃんがいるとタイヘンだからなかなか遊びにきてはくれないし、電話もかけるのは気を遣うらしく・・・。?とりあえず自宅に戻り少しは落ち着いたのですが。」
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?里帰り出産には問題点とメリットがあります。?
産後の1ヶ月間の過ごし方で、その後の子育てに向かう心が育まれるかどうかが分かれます。
積極的に、赤ちゃんと関わらないと母子の相互信頼関係が構築されません。?

体の回復を第一に考えて赤ちゃんの世話まで実母にさせてしまうと相談のように、自宅に帰ってから不安になります。
?ただおろおろするばかり、母親の心を見透かすように赤ちゃんは泣き続けます。?
その泣き声を聞いて、不安は増大します。
当然ですが、自分がどのように実母から育てられたかが大きく影響します。
乳幼児期に母子に愛着が形成されている場合はスムーズに行きます。
?何故ならば、乳幼児期に育てられた時の記憶がインプットされているからです。
その次に大切なのが「自分が産むという主体的なお産」をしたかどうかです。
?医者任せ、助産婦任せのお産やブランド出産などではなく、お産を選んでください。
?赤ちゃんとあなたのために。
一ヶ月の過ごし方が大きく影響します。
?人任せの子育てではなく、自分が中心になって育てるという意識が、母子の愛着を深めるためのスタートです。
そのためにも「母子同室」を選んでください。
?形ばかりの母子同室ではなく、その意味をきちんと教えてくれる産院を選んでください。
赤ちゃんは自分で育てるという意識が必要です。
里帰りの間に赤ちゃんと十分な母子関係を築いてください。
自宅に帰って不安にならないように。





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