佐世保市上町に旧海軍の遺産を継承する艦艇史料を展示施設「海上自衛隊佐世保史料館」はある。建物の形から愛称は「セイルタワー」である。当館は日本海軍の遺産を継承する施設として佐世保水交社跡地にその建物の一部を修復、新館を増設した建物となっている。旧館は水交社の八角形装飾屋根や蛇腹模様の外観を生かし、新館は展示テーマ「波とうを越えて」を反映させ正面にはガラスを用いて青く広大な海原を頂部の造形で純白の帆が表現されている。1階は企画展示・佐世保地方隊史料、2階は海上自衛隊の装備、活動(南極観測船、災害派遣、海外派遣など)史料、3階は海上自衛隊の艦船、歴史展示、4階は海軍の軌跡とくに太平洋戦争の史料、5階は 海軍の軌跡特に日清戦争、日露戦争の史料、6階は長崎海軍伝習所から佐世保鎮守府開設までの歩みの史料、7階は展望ロビー・映像ホールとなっている。6階から降りていく形で知識深そうな男性案内人のユーモラスな説明を受けた。6階上からは軍港に浮かぶ軍艦、潜水艦が見える、海上も日米の区分けが明確にされていることが確認できる。(1611)
羽田空港5番搭乗口からは滑走路に向けて20~30秒おきに着陸する飛行機の姿が見ることができる。ひっきりなしという感じだが、一体一日に何機が離発着しているのだろう?このラッシュぶり、まさしく羽田は国際空港として機能しているようだ。11時搭乗、一路九州への機上人となった。上昇期は白い綿のよう雲ばかりであるが、安定飛行に入り、規定航路の眼下には日頃見ることはできない静岡、中部、関西、四国、九州と日本列島の姿が視界に入ってきた。「空撮タイム」となった。こうして窓越しに見る日本は本当に海に囲まれた美しい国であることを感じた2時間の「空旅」であった。(1611)