相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日光三名瀑のひとつ「霧降の滝」の紅葉ワールド

2016-11-02 07:35:34 | 紅葉
日光市所野にある「霧降の滝」は古くから「華厳の滝」、「裏見の滝」とならんで日光三名瀑のひとつに数えられている。利根川水系の板穴川の支流霧降川にかかる滝は上下2段になっており途中岩に当って霧のような飛沫になることから「霧降の滝」の名が付けられた。上滝は25m、下滝は26mで落差は全長75m。幅は兆部で3m、下部で15mにも広がる。折しも紅葉の季節、「山のレストラン」から遊歩道へ入り終点の絶景ポイント「観瀑台」からの周囲の紅葉と溶け合った滝の全容を眺めることができる。江戸時代を代表する浮世絵師、葛飾北斎も描いた名勝である。カエデ、ナナカマドなどの樹種が山一面を赤、黄、橙、緑のグラデーションのペールで包み「紅葉・黄葉ワールド」を創りだしている。自然が織成す紅葉芸術とでもいうべきか。その斜面中央に真白い水流を飛び散らせる主役の「霧降の滝」の「二つの滝」と彩られた紅葉とのコントラスト、コラボは極上の眺望・絶景で、それはまるで紅葉絵巻を見ているようである。日光名所の一つ「日光見ずして結構というなかれ」の言葉に頷かざるをえない。(1611)












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