今年も相模大野駅直結の大型商業施設「小田急相模大野ステーションスクエア」3階アトリウム広場になんと高さ約12mの「クリスマスツリー」が登場し11/10に点灯式が行われ一ヶ月半広場を照らし続けている。今年のテーマは「Classic ~ステスクらしく、新しく~」である。ツリーに装飾された約22,000球のLEDが放つ暖かな光、シャイニーゴールド&レッドを中心としたオーナメント、伝統的なクリスマスカラーで彩られた今年のツリーに行き交う人々を魅了している。あと2日でクリスマス、その日はボーノ広場で総勢80名の「クリスマスゴスペルライブ」も行われるという。(1812)
上野恩賜公園内の一角に一昨年ユネスコ第40回世界遺産委員会はフランス政府が日本を含む7か国と共同で推薦していた「ル・コルビュジエの建築作品」の一つとして世界文化遺産となった「国立西洋美術館」はある。この建物はル・コルビュジエが日本に残した唯一の建築作品でピロティー、スロープ、自然光を利用した照明などル・コルビュジエの建築的な特徴がよく表現され日本の戦後建築に大きな影響を与えた顕著な建造物である。ピロティーとなっている1階の正面入口から建物の中心となるメインホールに入るとスロープで2階の展示スペースへのぼり、回遊できる設計となっている。当館はル・コルビュジエが長年追求してきた「無限に成長する美術館」構想を実現した美術館の一つである。館内も素晴らしいがさらに前庭にオーギュスト・ロダンの作品「考える人」、「カレーの市民」、「アダム」、「エヴァ(イブ)」、「地獄の門」とエミール=アントワーヌ・ブールデルの「弓をひくヘラクレス」などの凄い彫刻作品がひと際目を惹く。(1812)