今夜(12/18)19:20空を見上げると地球から約38万4400kmという途方もない距離の先に「月」が見える。急ぎ愛機を取り出してズームしてみた。空を見上げると満月とか半月とか三日月とか呼ばれる月は地球の四分の一大きさであるが、今夜は左舷が掛けて月齢は「11.0」である。半月に近い形であるがクレーターらしき暗い模様の月面が見える。よく日本では「うさぎの餅つきの姿」、西洋では「女の人の横顔」、「カニの爪」など国、方角によっていろんな形に見えるようである。明るく輝いている部分には谷あり海あり山脈らしきものも見える。月は太古の昔から私たちに無意識に働きかける不思議な力を持っているといわれる。やはり月を含めた宇宙にはロマンチックで夢がある。今月はふたご座流星群が見られる時期でもある。空を見上げてみよう!!(1812)
鎌倉市大町に比企谷妙本寺を旧本山とし「ぼたもち寺」と呼ばれている日蓮宗寺院「慧雲山常栄寺」はある。創建は慶長11年(1606)。鎌倉時代からあった草庵を日祐尼が開基、日詔上人が開山。本尊は三宝祖師。寺伝には鎌倉時代に源頼朝が山上に由比ガ浜を遠望するため創った「桟敷」が興りである。文永8年(1271)に日蓮上人が瀧の口法難にあって刑場に引かれていく時、ここに住んでいた桟敷尼が「ぼた餅」を捧げたことに由来する。寺号はその「桟敷の尼」の法号「妙常日栄」に因んでいる。妙本寺山門前を右折した右手一角に赤い「山門」構えられている。境内正面に「本堂」右手に「庫裏」がある。さほど広くはない境内の一角に「これやこの 法難の祖師に萩の餅 ささげし尼が すみしところ」の碑が建てられている。幾度となく訪れているこの寺は「ぼたもち寺」という別称にいつも思いを馳せている。(1812)