相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸時代の古民家「旧荻野家住宅」の紅葉

2018-12-04 14:43:26 | 建造物
東京都町田市野津田町の暖沢地域にある町田市立の都市公園で「新東京百景」、「日本の歴史公園100選」に選定、「東京都指定名勝」に指定されている「薬師池公園」はある。1976年(昭和51)開園、141,654㎡という広大な面積。園の中央部にある「薬師池」の池面には秋の紅葉樹木が写り込み鳥が泳いでいる。江戸時代末期、町田市三輪町に医院だった荻野衛門の住宅「旧荻野家住宅」が昭和49年(1974年)に移築された。建物は茅葺、入母屋造の建坪145.53㎡、4つの部屋と2つの土間という間取りである。6畳間にある薬棚は調剤室として使用され、隣の9畳間が診察室。手前の2間続きの部屋が住居部分である。今、古民家の周りは真赤な紅葉で覆われ何とも言えない融合美を魅せている。(1811)






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鎌倉五山第四位の「金峰山浄智寺」の紅葉!!

2018-12-04 11:40:28 | 寺院
鎌倉市山ノ内、西南の谷戸に鎌倉五山第四位、臨済宗円覚寺派の禅宗寺院「金峰山浄智寺」はある。創建は弘安6年(1283)、鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の三男宗政が菩提を弔うため興した。本尊は過去・現在・未来の仏様である三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来)。北鎌倉の踏切の傍にある「石橋」を渡ると「惣門」、その先に鐘楼を兼ねた重層一間一戸の中国風の「三門」を潜ると右側に本尊を祀る仏殿「雲華殿」がある。仏堂の前にはイチョウが落葉し地面を黄金色に染めていた。樹木豊かで起伏に富んだ山内は国史跡でありその至る所に「露の井」、「庫裏」、「布袋尊」、「天柱峰」、「狸塚」、「横井戸」がある。当寺は最盛期には「七堂伽藍」を備え塔頭も11寺院を擁する大寺であったというその名残りが感じられる。(1812)












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「鶴岡八幡宮」の可愛らしいリスを撮る!!

2018-12-04 11:11:47 | 生物&動物、動物園
古より京都、奈良に並ぶ政治の中心地であった「鎌倉」は今、例年より少し遅れて見頃を迎えた紅葉に彩られ華やぎ一年で最も美しい瞬間を迎えてようとしている。「鶴岡八幡宮」の参拝のあと「妙香池」の赤い橋、「国宝館」のひと際美しい紅葉に見惚れていると池の欄干、手すりに当八幡宮アイドルとでもいうべき一匹の「リス」が愛くるしい表情で近寄ってきた。人慣れし全然怖がらずむしろ自分から近寄って、後をくっついて来たりし餌をおねだりしている。このリスは「タイワンリス」で外来の生き物で、農作物・樹木を齧ったり、日本に元々いたリスがいなくなってしまったりとある意味「害獣」であるが可愛らしいので許すとしよう!!(1812)






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「霊蹟本山比企谷妙本寺」の紅葉

2018-12-04 08:48:02 | 寺院
鎌倉市大町に身延山久遠寺、池上本門寺と並び日蓮宗最古級寺院のひとつ「霊蹟本山比企谷妙本寺」はある。創建は文応元年(1260)、開山は日蓮上人、開基は比企大学三郎能本、本尊は十世界曼荼羅である。当地は「比企の乱」で滅びた比企一族の屋敷跡である。祖師堂前の右側に比企一族の墓もある。鎌倉駅より若宮大通りを左折、「本覚寺」の先に当寺の「総門」がある。「方丈門」を抜け苔むした石段を上ると「寺家所」と「書院」そして風格ある「本堂」がある。本堂下のなだらかな坂の参道を上がっていくと左側に弁柄塗りの「二天門」、門を抜けると正面に宗祖日蓮と日朗、日輪を祀った鎌倉最大級の木造仏堂建築の堂々たる「祖師堂」が構えられている。この総門と二天門の「二門」、本堂と祖師堂の「二堂」は日蓮宗の典型的な伽藍であり格式の高さが窺える。祖師堂の左手には「日蓮聖人像」と釈迦如来立像が安置されている「霊宝殿」がある。方丈門左の小高い丘には「蛇苦止堂」がある。広大な山内、寺域は美しい紅葉と歴史の重みが伝わってくる建ち並ぶ伽藍が見事に融合している。(1812)










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