相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「松雲山要法寺」のハスをクローズアップ

2019-07-07 15:11:34 | 寺院
平塚市平塚に「蓮寺」と呼ばれている日蓮宗寺院「松雲山要法寺」はある。鎌倉幕府の執権北条泰時の次男「平塚左衛門尉泰知」の平塚の居邸に弘安5年(1282)。旧東海道の宿場町「平塚宿」の住宅街の一角に構えられた重厚な造りの「山門」を抜けると正面に入り母屋づくりの「大本堂」、「書院」がある。当寺境内には古代種の大賀ハス、白光蓮、誠蓮など30種、70鉢の睡蓮鉢が並べられており今、白、ピンク、紅色の蓮花が神秘的な美しさで咲き始め見頃を迎えている。蓮はここ「要法寺」をはじめとして鎌倉の「光明寺」「鶴岡八幡宮」、登戸の「光明院」、そして公園では「上野恩賜公園」や「町田薬師池公園」で開花のニュースが報じられている。「蓮(ハス)」は独特の花や葉っぱが美しい水生植物で、見ていると清々しい気持ちになることから仏教では「極楽浄土に咲く花」として慈しまれている。如来像の台座や仏像を安置する厨子という仏具の扉に蓮の花が彫られている。崇高さ漂う蓮をクローズアップしてみた。(1907)







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「八幡山の洋館」(旧横浜ゴム平塚製造記念会館)訪撮!! 

2019-07-07 11:13:45 | 建造物
平塚市浅間町に平塚八幡宮の森と隣接し市街地のオアシスとなっている「八幡山公園」はある。昭和31年に開園、1.6haの園内には洒落た国の登録有形文化財の「八幡山の洋館」(旧横浜ゴム平塚製造所記念館)がある。もとは平塚市追分の横浜ゴム平塚製造所内に1912頃に日本火薬製造が海軍に買収され「海軍火薬蔽」となってからは主に昇降クラブの応接娯楽室であった。終戦後に火薬蔽は進駐軍に接収されたが、1950年解除となり横浜ゴムに払い下げとなり同社の会議室応接室として利用された。しかし老朽化や耐震性等の問題から2001年に横浜ゴムは平塚市に対し「建物を取り壊したい」と申し入れたが、市側は建物を保存したいと2004年に横浜ゴムから市に無償贈与を受け維持が決定、2004年に国の登録有形文化財に登録された。その後3年をかけて解体・移築工事が行われ、2009年3月に八幡山公園への移設され一般公開されるようになった。明治39年(1906)~明治40年(1907)に建設。木造軸組平家建て195㎡と重量鉄骨造平家建て120㎡に建築された。洋館の中には休憩室、応接間、展示室、会議室がある。照明は当寺のものを使用(保存)している。さほど大きくも広くもないが美しい洋館の前にはバラ園があり春には「バラフェスタ」も開催される。(1907)
 
 
 
 
 
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