☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!
梅雨明けした真夏日のもと今、公園や道路脇、花壇でよく見かけるのが薄紫色の可憐な花の「アガパンサス」である。南アフリカ原産で日本に渡ってきたのは明治時代中頃で「ムラサキクンシラン」(紫君子蘭)と呼ばれる。ランの仲間である。西洋では「愛の花」とされ、恋や愛にちなんだ花言葉を持っている。5月下旬~8月上旬に花姿、立ち姿がなんとも優美で爽やかで清涼感のある花を多く咲かせる。厚みのある革質の葉が茂る様子には凛とした強さも感じられる。花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの星形のように切れ込みの深いもの、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいる花である。(1907)
昨年比で一ヶ月も遅く梅雨明けした途端昨日から30~35度を超える猛暑日が始まった。この暑さがこの先しばらく続くのかと思うとうんざりで秋の声が待ち遠しくなってる。しかし自然・季節は静かに移行しているようで秋の七草の一つで秋を代表する花「萩」(ハギ)が近くの公園で咲き始めていた。枝をしならせ、垂れて7月から9月にかけて多数の赤紫色の花を咲かせる。なんとも可憐で妖艶なはなである。「万葉集」や「古今集」に多く詠まれ、古くから日本人に親しまれてきた日本原産の「萩」は「豊穣の秋のシンボル」とされてきた。萩の花言葉は「思案」で、花びらを地に下げる様に咲くさまを指したのであろうか?(1907)



