相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

かつては「殿様寺」と呼ばれていた「光照山宗忠寺」

2019-07-25 11:28:39 | 寺院
横浜市都筑区池辺町に浄土宗鎮西派寺院「光照山宗忠寺」(隆香院)はある。創建は文禄3年(1594)、開創は寬文年間(1660)。明治時代まで「殿様寺」と呼ばれていた。本尊は阿弥陀如来像。宗忠寺は元犬山城主「小笠原和泉守宗忠」が徳川幕府の命により江戸を守る要所として「陣屋」的役割を担っていたこと、また小笠原宗忠が父の菩提寺として建立した。当寺から西に200メートル離れた「大陣屋」、「小陣屋」の屋号をもつ「島村家」、「志田家」がある。横浜上麻生道路「都田中学校入口」交差点先の池辺町信号より都田中学校方向に進む途中「池辺杉山神社」横に鎮座している。「寺号標」より重厚な「山門」を抜けると正面に「本堂」、本堂前には「延命地蔵」、「六地蔵」、「水子地蔵」、念仏と書かれた「法然上人像」がある。町名の「池辺」は当寺の前にあった池に由来し古くは「伊子野辺」、「池野辺」と書き「いけのべ」とされた。(1907)
 
 
 
 
 

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