調布市西つつじヶ丘に一身田真宗高田派専修寺末の寺院「平源山寿林寺」はある。創建は永禄7年(1564)で港区芝(芝金杉)に堂宇を建立。中興開基は麟祥院殿寿林禅尼でもとは「尼寺」であった。本尊は阿弥陀如来。創建以来芝金杉の地にあったが大正12年、関東大震災後の東京市復興計画に伴い旧地に法燈を続けられなくなり昭和4年に代地をここつつじが丘に得て移転、堂宇を建立した。京王線「つつじが丘」駅北口数分の向台の高台にあり「本堂」は寺院らしからぬ近代的なコンクリート造りとなっているが、寺院建築の「花頭窓」はあしらってある。境内には親鸞上人像が建てられている。当地には寿林寺と同じように震災後、築地本願寺の中格寺「光明山光源寺」、浄土真宗本願派「佛迎山延浄寺」も移転してきている。(1911)
多摩センター駅から欧風なカラフルな建物が続く「パルテノン通り」は一昨日から「イルミネーション」も点灯しジュエリーロードへと変身した。その先に階上に80段の大階段、8本柱のパーゴラなど特徴的な外観を誇る複合文化施設「パルテノン多摩」がある。その奥と右側には敷地面積は98,500㎡と広大で、多摩ニュータウンの象徴となる総合公園指定の「多摩中央公園」がある。芝生広場 真ん中に大池があり「多摩市のセントラルパーク」とも呼ばれている。芝生広場や大池の周りではケヤキやカエデも赤く染まりだし晩秋の彩りとなってきている。公園外周には「県木の道」と称する各都道府県の指定樹木を植栽した樹林道、明治天皇が休息した古民家「旧富沢家住宅」、「グリーンライブセンター」などがあり四季の花、歴史に触れあえる格好の公園である。(1911)









