相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

つつじヶ丘に朱門の寺「大雲山金龍寺」

2019-11-24 15:10:55 | 寺院
調布市西つつじヶ丘駅近くに本山を永平寺・総持寺とする「朱門の寺」として知られている明庵千光国師栄西禅師開祖の曹洞宗寺院「大雲山金龍禅寺」はある。創建は建永元年(1206)。文禄3年(1594)世田谷勝光院六世乾晨寺三世岳応守英大和尚が曹洞宗寺院として開山、慶安2年(1649)には寺領13石4斗の朱印状を拝領している。本尊は釋伽牟尼佛。脇侍佛は文珠菩薩・普賢菩薩 。源義経、弁慶らもこの地で休したという。また徳川家光将軍も狩猟の途次に休憩し「深谷山」の号を付した。駅前の都道119号(旧甲州街道)を右折、住宅街を通り抜ける感じの参道を進むと正面に仁王像を従えた朱塗りの鮮やか「山門」を抜け入山すると正面に「本堂」、横に庫裏がある。境内に立ち並ぶ馬頭観音、大慈悲観世音菩薩の像、大閻魔像(頼朝の祈願)、道元禅師像、八佛尊、十八阿羅漢尊者像らは見応えがある。境内中央に大イチョウ、山門そばに高札場も復元されている。都会の喧噪から隔離されたような穏やかな時が流れる静寂な雰囲気の寺域である。(1911)







 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総本社「白山本宮」として崇敬されている「落合白山神社」

2019-11-24 13:45:35 | 神社
多摩市落合に全国に三千余を数える白山神社の総本社「白山本宮」として崇敬されている「落合白山神社」はある。創建年代は不詳であるが出土した木像四体より推測すると五百年前に建立されたのち再興された推定される。落合旧記・武蔵風土記稿では江戸時代に加賀一ノ宮「白山比咩神社」の社霊を勧請し、元和四年(1618)霜月十一日遷宮の「棟礼」があり、別当寺としてすぐ近く西に今もある「青木山(落合山)東福寺」を配し白山大権現を奉祀する。明治の神仏分離により「白山神社」と改称した。祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊の二柱である。多摩ニュータウンの華やかな街のサンリオビューランドそばの丘陵にあり、なだらかな石段を上ると鳥居がありその正面に「拝殿」があり、左に社務所と手水舎、右奥に一社境内社もある。(1911)
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする