新幹線は三島駅から新富士の間は空高く聳える日本のシンボル・名峰・霊峰「富士山」を撮影できるポイント。なだらかな裾野から山頂まで頭に方に少し雲を被っているがこれもまた富士山でありその雄姿,全景を拝ませてもらい、撮らせてもらった。2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録された富士山、日本の山岳中、群を抜いた3776mという高さを誇る富士山は典型的なコニーデ式火山。いずれの方向・角度から眺めても円錐形の均整のとれた姿は美しい。誰もが一度は上ってみたいという思いがあるようで最近は海外からも多くの人がやってくる憧れの人気の山である。古記録では「福慈岳」とか他にも「不二山」もしくは「不尽山」呼んだ時もあるとか。昨年の登山者は凡そ21万人という発表がなされた。あいにく雲をかぶっていたが山頂に冠雪した冬の顔を間もなく見せてくれるであろう。(1911)
今回、大阪の寺社巡りの旅はJRの「天王寺」駅に降り立った瞬間から始まった。メインの四天王寺に向かう府道30号線沿い途中、左手に天王寺公園、茶臼山古墳を背後に鎮座する「堀越神社」、骨仏の寺として有名な「一心寺」を参拝、いよいよ主目的寺院の聖徳太子建立七大寺の一つ推古天皇元年(593)に建立された四天王を安置する寺院「四天王寺」(金光明四天王大護国寺)へ。甲子園の二倍という広大な境内に最古の建築様式で建てられた中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に配置された伽藍は目を見張った。大阪市中央区難波、大阪千日前に古き良き浪花情緒溢れる一角、水掛不動尊として親しまれている浄土宗「天龍山法善寺」へ。全身が苔むした姿の「水掛不動尊」には驚き見入ってしまった。近くには法善寺横丁、ミナミの賑やかな「道頓堀商店街」に足を踏み入れるとそこにはテレビでお馴染みのひときわ巨大な看板を掲げたお店が建ち並び多くの人が行き交っている。国道26号線右側の浪速区元町に鎮座する祇園牛頭天王をお祀りする古社「難波八阪神社」へ。何といっても大きな「獅子殿」は必見である。難波駅に戻るともうそこはキラキラと宝石をちりばめたようなイルミネーションの幻想的な世界に暫し酔いしれることに・・・。前方には隈研吾氏が設計した「ベルコ難波ホテル」と外観に歌舞伎座風の屋根の造形を取り入れたデザインの「新歌舞伎座」(劇場)がひときわこの街にマッチしている。(1911)
堀越神社
一心寺
四天王寺
法善寺
道頓堀商店街
難波八阪神社