☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!
12月にしては汗ばむような比較的暖かい日であった昨日、相模原市南区麻溝に四季折々の花が絶えない「相模原麻溝公園」を訪れると「花の谷」の一角に5~6本ほどの「ロウバイ」(素心蝋梅)がある。今月初め一番咲きを確認したがその後開花速度をアップさせ琥珀色の花びら広げ始めて五分咲きらいまでに達していた。辺りにはフルーティな甘い香りが少しだけ漂っている。この「ロウバイ」は冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれるようである。蝋細工のような花は光沢を帯び琥珀色をして日差しを受けてキラキラと輝いている。名に梅がついているが梅ではなくロウバイ科の落葉低木で「淡い黄色」と「濃い黄色」の二種類ある。花姿は同じであるが花の中心部は暗紫色でその周囲が黄色と清楚で美しい。花の少ないこの季節(蝋月=12月)に先がけて咲く「ロウバイ」は本当に希少花である。(1912)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えないオアシス的存在の「県立相模原公園」はある。今、紅葉も終焉を迎えイベント広場からグリーンハウスへ向かう途中に小さな花壇にまるで蝋細工のような光沢のある花びらの赤、白、桃色、ぼかしの入ったものといろんな色の「ボケ(木瓜)」の花が五分咲きくらいとなり美しくなってきた。「ボケ(木瓜)」の花と言えば春の花であるが、今咲いているのは11月から12月に掛けて咲く「カンボケ(寒木瓜)」である。ボケは平安時代に中国から渡来したバラ科の落葉低木で晩秋頃から葉より先に根ぎわより分枝したトゲのある小枝に鮮やかな緋色や白色の五弁花が3~4輪まとまって咲き丸く壺のように重ねた独特の花姿をしている。花言葉は先駆者、早熟、情熱、魅惑的な恋、妖精の輝きなどあり織田信長の家紋が「ボケ」である。(1912)