相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない市民の憩いの場、オアシスとなっている「相模原麻溝公園」はある。当園のシンボルはなんといっても芝生広場、花の谷脇に聳える高さ55mの「グリーンタワー相模原 」展望台である。相模原に古くから伝わる伝説の巨人「でいらぼっち」の気分で相模原市を見渡せるようにとの願いを込めて展望台高さ38mが決められた。その全面ガラス張り「展望室(展望台)」からは相模原の街並、近くではキャンプ座間、富士山は望めないが遠く山頂部に雪化粧した神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(1,673m )をはじめ標高1,500メートル 以上の山が9座連なる「丹沢山系」、そして伊勢原市、秦野市、厚木市境に標高1,252mの「大山」がはっきりと望める。また30km先の横浜・湘南の「ランドマークタワー」、そして遥か遠く60km先の「東京スイカツリー」と360度の大パノラマが目の前に広がる。この素晴らしい眺望は上った人だけへのご褒美なのかもしれない。(1912)
渋谷区渋谷(渋谷城跡)に鎮座する渋谷の総鎮守「金王八幡宮」ある。創建は寛治6年(1092)。社伝にると今の渋谷の地に「渋谷城」を築き、渋谷氏の祖の「河崎基家(渋谷重家)」が創建。主祭神は応神天皇である。当宮は江戸時代、徳川将軍家の信仰篤く、春日局(3代将軍徳川家光の乳母)と青山忠俊(目付役)によって寄進の「神門」、「社殿」は当時造営のものである。もとは「渋谷八幡」と呼んでいたが、重家の嫡男常光が当社に祈願して「金剛夜叉明王」の化身として生まれたことで「金王丸」と称し宮名に「金王」があるようである。明治通り~六本木通りの坂の途中の「金王神社前」交差点を左折すると表参道の「大鳥居」が構えられ、その先に「社号標」と朱色の「神門」となる。間もなく訪れる正月の初詣でには参拝客の長い列がてきる。境内に入ると正面に「社殿」左に「神楽殿」、右手に「金王丸影堂」(社号の由来となった渋谷金王丸常光が祭神)、参集殿、社務所がある。本堂右横には天然記念木の「金王桜」がある。境内社に玉造稲荷神社、御嶽神社、豊栄稲荷神社がある。(1912)
相模原市下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」ではこの時期珍しい「アイスチューリップ」が花壇に並べられている。クヌギゲートの真正面のみんなの花壇前に青いベンチを背景に昨年より規模は小さいが前列に黄色、後列に赤色の数千本の「アイスチューリップ」(ウインターチューリップ)が今にも開花しそうな美しい彩りでスタンバイしている。チューリップといえば春から初夏に咲く花であるが、このアイスチューリップは植付後に凍らせて生長を止めた状態で保管。咲かせたい時を想定し冷蔵庫から出して徐々に外気温に馴らし生長させる。12月後半から1月初に開花させる調整を行い、チューリップに春が来たと錯覚させているようである。そのお陰で我々はこの時季にチューリップの花観賞ができている。(1912)