鎌倉市小町、鎌倉駅から最も近い所に「おんめさま(お産女様)」と呼ばれ、安産祈願の寺として知られる日蓮宗系の単立寺院「長慶山大朽寺」はある。比企谷妙本寺を旧本山とし特定の檀家を持たない寺院である。創建は鎌倉時代初期頃と推定される古刹である。天文元年(1532)、第5世の日棟が難産で死んだ秋山勘解由の妻の霊魂を鎮めるため「産女霊人」を祀ったことが興りとされる。かつては「十二所」にあり「大行寺」という真言宗寺院であったが、頼朝命で「大巧寺」と改称し、文永11年(1274)日蓮宗に改宗。本尊は産女霊神。小町大路と若宮大路に間の一角にあり、小町大路側にある「山門」を抜けると正面に「本堂」がある。扉を開けさせてもらい美しい見事な「天井絵」を拝ませてもらった。本堂右に庫裏と手水舎がある。若宮大路側の方は「裏門」にあたるようだがが、今咲いている花は残念ながらないが、こちらからの方が春などは美しい庭園を鑑賞しながら本堂へ行くのが好きなルートである。(1912)
相模原市南区下溝に都市公園の一つで市民の憩いの場となっている「県立相模原公園」の目玉&シンボルは何といっても噴水広場の中央にあるフランス風庭園の両サイドに並んだ100本の「メタセコイアの並木」である。メタセコイアは「生きた化石」と言われ和名は「曙杉」である。今月初めに訪れた時はすでに全体的には紅か茶褐色に色づき始め紅葉完成まじかであった。今日訪れると紅褐色に色づき毎年見る見事な樹形となって終焉の時を迎えていた。既に落葉し始めており今年の幻想的で壮大なメタセコイアの並木の紅葉もいよいよ撮り納めとなった。(1912)
相模原市南区下溝にある市民の憩いの場となっている「県立相模原公園」の「サカタのタネ グリーンハウス」一階のメインホールはにおいて今月初めから26日まで「ポインセチアやアイスチューリップで彩るクリスマスツリー」が飾りつけされて華やかな会場となっている。入口にはサンタや鹿など動物を囲むように花で装飾。メインホールのセンターに、両端に赤いポインセチア、真中に金色のツリー3個のツリーで彩られている。周りをアイスチューリップやポインセチア、ケイトウが囲んでいる。12/22には玉川アルプホルンクラブによる「アルプホルン演奏会」、スイスの牧場をイメージさせるアルプホルンのコンサートが開催される。その他にアコーディオン、カウベル等の楽しい演奏もプログラムされている。会場周りには管理スタッフの管理日記、植物の写真パネル展示等も行われている「第13回 花とみどりのフォトコンテスト」の入賞作品の展示も行われていた。(1912)