☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!
相模原市南区が南区の魅力発信の一環で毎年一回行われている南区をテーマとして撮影者自身がこれが南区のとっておきの一枚とした作品の募集が行われた。先月15日締切られ、事前の審査も終り今日(12/14)より相模大野プラザ市民ロビー2階において南区「第8回 私のイチ押し写真展」が初日を迎えた。募集テーマは余り知られていない「あなたのとっておきのスポット」、「区内の残したい街並み」、「四季折々の自然やイベント>」などで撮影者がこれが「イチ押し写真」という一枚を応募するものである。相模太夫も2点を応募。会場へ入場すると地区別パーテーション毎にそれぞれパネルに入れられた「84点」の応募写真が展示されていた。既に「イチ押し写真大賞」には相模原公園の遊具広場近くの花壇に咲くコスモスと建物がメルヘンチックの講評で決定していた。その他に各地区ごとの「優秀賞」も決まっていた。あとは来場者投票と昨年から始めたインスタグラム投票によって「魅力再発見賞」が決定する。この写真展は12/23まで開催され審査員の講評と各賞の表彰が行われる予定である。(1912)
伏見区深草藪之内町に鎮座する「伏見稲荷大社」の境内一角に学問向上、受験合格の神として広く崇められている「東丸神社」はある。江戸中期の国学者で伏見稲荷大社の社家に生まれた「荷田春満」を主祭神として祀る。春満は賀茂真淵の師で本居宣長らとともに国学の四大人の一人。明治16年(1883)、春満に正四位が贈られたのを記念して稲荷社宮司らにより学徳を称える神社創建への動きが起こり、社殿が造営され、創祀された。昭和11年(1936)に現本殿に改造営された。荷田旧邸の一部に社殿を築いたもので隣には「春満旧宅」もある。伏見稲荷とは別の当社の「本殿」は春日造、銅板葺の建築様式である。(1911)
鎌倉市大町に身延山久遠寺、池上本門寺と並び日蓮宗最古級寺院のひとつ霊蹟本山「比企谷妙本寺」はある。創建は文応元年(1260)、開山は日蓮上人、開基は比企大学三郎能本、本尊は十世界曼荼羅である。当地は「比企の乱」で滅びた比企一族の屋敷跡である。祖師堂前の右側に比企一族の墓もある。鎌倉駅より若宮大通りを左折、「本覚寺」の先に当寺の頑健な「総門」が構えられている。「方丈門」を抜け苔むした石段を上ると「寺家所」・「書院」、そして風格ある重厚な「本堂」がある。本堂下のなだらかな坂の参道を上がっていくと左側に弁柄塗りの「二天門」、門を抜けると正面に宗祖日蓮と日朗、日輪を祀った鎌倉最大級の木造仏堂建築の堂々たる「祖師堂」が構えられている。この総門と二天門の「二門」、本堂と祖師堂の「二堂」は日蓮宗の典型的な伽藍であり格式の高さが窺える。祖師堂の左手には「日蓮聖人像」と釈迦如来立像が安置されている「霊宝殿」がある。方丈門左の小高い丘には「蛇苦止堂」がある。広大な山内、寺域は美しい紅葉と歴史の重みが伝わってくる建ち並ぶ伽藍が見事に融合している。新婚さんが2組が「二天門」と「祖師堂」の紅葉をバックに記念撮影中であった。これも一期一会?(1912)
鶴岡八幡宮の源平池は寿永元年(1182)源頼朝の命で弦巻田と呼ばれていた水田を池にした伝えがある。参道の太鼓橋の右側が「源氏池」(8000㎡)、左側が「平家池」(4000㎡)である。蓮田としても有名である。源平池には冬鳥である「カモ」や真っ白い「ユリカモメ」が数百羽群れを成して捕食したり休息をとっている。ゆりかもめだけで百羽以上はいそうである。今日は2種であったが今月中にはまもなくマガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ユリカモメ、コサギ、アオサギ、カワウなどもやってくる。運が良ければ時にはカワウやオオバンも見ることができるとか。冬に暖かい地方に南下し2~3月頃までここ源氏池は越冬のためだろうか数多く飛来し休息をとっている。春には北に帰る。ユリカモメは「都鳥」(みやこどり)という。在原業平をモデルにした平安時代の歌物語「伊勢物語」に「名にしおはば いざ言とはむ都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」と詠まれている。(1912)