座間市緑ヶ丘、四季の花々で彩られ「座間八景」にも選ばれている「かにが沢公園」はある。かつて深い谷を流れる沢に「さわ蟹」が多く群れていたことかに園の名前となった。当園は4つに分けられた中央広場、芝生広場、多目的広場、子供広場があり市のイベント会場にもよく使われる。当園は冬は「梅」、春は「桜」、「芝桜」、コブシ、ロドレイワ、タイサンボク、秋には「彼岸花」と「紅葉」で美しく彩られる。小さい梅園の前には生垣として「コブシ」が数本植栽されている。「コブシ」によく似た「モクレン」どちらもモクレン科モクレン属の落葉広葉樹である。どちらかというと「モクレン」の方が優美な花姿である。この膨らみから想定すると一月半ばには一番花、一ヶ月もすれば「コブシ」の6枚花がお目見えするはずである。(2412)
海老名市中新田に海老名中新田に身延山久遠寺の寺末で日蓮宗寺院「長高山海源寺」は鎮座している。当寺は室町時代(寛正年間1460~1465年)に開山。大島豊後正時が建立。本尊は三宝諸尊、祖師木像。かつては田んぼの中のお寺であったことから「田ん中ぼっちり海源寺」といわれている。さすがにこの時季は花数は少ないが境内では今が旬のピンクの「サザンカ」(ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹)、赤い実の「ナンテン」(メギ科 / ナンテン属庭木花木)、正月の飾りに欠かせない縁起物として愛されている「センリョウ」(センリョウ科 / センリョウ属の低木庭木)が赤い実を、「ミカン」が黄色の実をたわわにつけていた。(2412)
海老名中新田に身延山久遠寺の寺末で日蓮宗寺院「長高山海源寺」はある。海源寺は室町時代(寛正年間1460~1465年)に開山。大島豊後正時が建立。本尊は三宝諸尊、祖師木像。かつては田んぼの中のお寺であったことから「田ん中ぼっちり海源寺」といわれている。とりわけ重厚で風格がある「山門」は鐘楼を兼ねた三間鐘楼門で屋根は入母屋造り、銅板瓦棒葺である「鐘楼門」で市指定重要文化財である。境内には見事な木造八間四面の回りに一間の内廊下、後ろに位牌堂を備え、太い虹梁には直接、立体的な龍や蓮などの彫刻が施された「本堂」、本堂前には市の指定保存樹木で幹周囲2.3mの巨樹「ケヤキ」、「鬼子母神堂」、「三十三番堂」、「七面堂」がある。(2412)