昨日は朝から冷たい雨が降り午後には霙か雪が舞うまるで真冬のような寒さであったが気象庁は東京・靖国神社にある標本木の「桜(ソメイヨシノ)」で5輪以上の開花を確認したと発表した。なんと平年より12日早く、昨年より7日早い開花で統計開始以来最も早い開花日となった。東京の桜は8年連続で平年(3/26)よりも早く咲いた。2002年、2013年に記録していた最早日(3/16)を7年ぶりに更新した。先週、東京は3/9から5日連続で最高気温が15℃を超え3/11には20℃超えの暖かさによって一気につぼみの生長が進んだようである。気象庁では「標本木」と呼ばれる観測対象の木を定め5~6輪以上の花が咲いた状態を開花発表の目安としている。3/13昼過ぎの観測時には2輪程度の開花があったが発表は見送りとしたが、今朝までに他のつぼみも開花したとのこと。今年はいずれにしても全国的に早く東京の桜の見頃は3/22~3/23ということであるが、都内の千鳥ヶ淵、中目黒、上野公園、隅田公園の桜名所で行われる予定であった「桜まつり」は新型コロナウイルス感染拡大で中止となった。せっかく美しく咲いてくれる主役の桜たちも残念でがっているに違いない。(2003)
昨年の満開の標本木
昨年の満開の標本木
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