相模原市麻溝台に鎮座する日蓮宗寺院「源悟山顕正寺」は今年初の参拝である。コロナ禍の中、やはり参拝者は少なく静寂そのものである。当寺は開山は明治30年(1987)で百年の寺歴を誇る。本尊は釈迦牟尼仏。当寺は病気平癒を祈った「源吾上人」が観音様のお告げを受け山梨県の身延山日朝堂にて修業の後、故郷へ帰る時、東の方へ千箇寺参りをせよのとのお告げからここ下溝の地へ来られた時に篤信の信者を得て留まり開山いう経緯を辿る。「山門」を抜けると正面にしめ飾りが付けられた入り母屋造りの「大本堂」、左前には「敬信殿」がある。堂内は「鬼子母神」、境内には鐘楼が建ち、一角に「金龍弁財天」が祀られている。(2301)
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