相模太夫の旅録=Tabi Log

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原町田七福神の「寿老人」を祀る「三寶山勝楽寺」

2024-11-10 16:56:21 | 寺院
町田市原町田に八王子の極楽寺末寺の浄土宗寺院「三寶山勝楽寺」は鎮座する。天正元年(1573)源蓮社光誉上人開山。創建は天正元年(1573)。本尊は阿弥陀仏。寺伝では江戸時代には「二六の市」が門前で開かれ交通、物流の増加と共に寺を中心に地域が発展した。明治初期に廃仏毀釈のため当時の原町田村の人々の手により相模の国「大山」より良弁不動ともいわれる「不動明王」が移された。古文書では当寺の門前大通り左角に小綺麗な茶屋(宿屋)があり、幕末の横浜開港(1759)以後、来村した外国人が宿泊したと記されている。1865年、後年「トロイの遺跡」の発見者の「シュリーマン」も来訪、原町田で宿泊し見聞記録を残していることから当寺へも立ち寄ったと考えられる。「山門」を抜けると境内の奥に木造入母屋造の「本堂」、大山より不動明王を祀る「不動堂」、高層の納骨堂「無量寿の塔」、本堂地下には「誕生殿」、「蓮華殿」、「舎利堂」、「梵鐘」、「庫裡」、青銅の燈籠がある。当寺は原町田七福神の一つ「寿老人」を祀っている。(2411)
 
 
 
 
 

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