町田市中町2丁目(さるびあ図書館脇)に「まちだのデゴイチ」として「D51型862号蒸気機関車」(通称デゴイチ)が展示、静態保存されている。D51形蒸気機関車は日本国有鉄道の前身である鉄道省が設計・製造した「単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車」である。主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産され国鉄における所属総数は1,115両、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数でも最大を記録した。町田の「D51」は昭和18(1943)11月JR浜松工場で製造され、長野県木曽福島機関区を中心に走行、貨物列車の牽引車として活躍した。何回も塗装を繰り返しているせいか表面は車歴を感じるようにごつごつしている。全長は19,730 mm、全高は3,980 mm、機関車重量は78.37 t、炭水車重量は47.40 t、総重量は125.77 t、動輪径は1,400 mm。(ウィキペディアより)総走行距離は180万Km。約28年後の昭和46年(1971)8月に役目を終え、廃車となり現役を引退した。次世代の人々にその姿を伝えたいという市民の熱意と国鉄関係者の理解により昭和47年(1972)4月に国鉄から町田市へ貸与され、同年5月から当地へ展示された。この「デゴイチ(D51)」には正面からみた形状が最上部が平面にカットされて「カマボコ形」であること、先頭部の両脇に設置された「除煙板」があるという2つの特徴がある。普通は車輪の上部あたりまで伸びている板が当「D51」は上の方にある。歴史遺産として希少な存在の「蒸気機関車」は1972年から屋根付きの特別スペースで展示保存され見学来場者を待っている。(2101)
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これまで、子供が小さい頃にせがまれて、小金井公園に静態展示のC57、飛鳥山公園のD51、新橋駅前SL広場のC11、大井川鐵道のC10、C11、C12、真岡鐵道のD51、C12、C11、秩父鉄道のC58等の蒸気機関車や荒川都電を始め広島、長崎、鹿児島等の各都市の市電に乗車したりしていました。
町田市のさるびあ図書館脇にD51が静態展示されていることを太夫さんの記事を見て初めて知りました。
早速、子供に知らせようと思いましたが、鉄道熱が冷めてしまっているため、今は鉄道に興味津々の孫が遊びに来たら是非訪問したいと思います。
いつも貴重な情報提供ありがとうございます。