小田原市本町に法華宗、中山法華経寺末の日蓮宗寺院の「大恩山妙泉寺」はある。当寺は永享元年(1429)に知見院日僧聖人が当時の住持と法論し真言宗より改宗した。日和(文明2年=1470年卒)が開山、創建した。もとは久野にあったが500年前に北條早雲公の命により現在の本町に移転した。現在も久野には妙泉寺前、妙泉寺橋と名が残っている。本尊は三寳諸尊及祖師。御幸ヶ浜通りの住宅街の一画左側に「寺号標」=寺門が構えられている。短い参道には風神・雷神像が建ち、正面左側に「本堂」、右に「毘沙門天堂」(多聞天といい、帝釈天に仕えており、須弥山の中腹に住み、夜叉や羅刹北方を従えて北方を守護。毘沙門天は七福神の一尊に数えられる福の神)、痔の神様=秋山白雲霊神を祀る「痔寺神社」がある。境内奥には「観音石像」、我聞大乗教堂(法華系新宗教団体)がある。(2012)
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