相模原市南区双葉に浄土真宗寺院「円寿山西善寺」は鎮座する。創始は元和3年(1617)。昭和47年に福井県から現在地へ移転した。本尊は阿弥陀如来。教義の大要は自利々他、所依の教典は三部経である。「寺号標」(寺門)より入山すると境内正面には昭和57年に建立の高さが20メートルの重層屋根葺の鉄筋コンクリート造りの「大本堂」が聳える。双葉の地域ではいわばシンボル的存在となっている。「本堂」右には「庫裏」がある。本堂後方の墓地の一画にある一本の「寒紅梅」が可愛らしいピンクの花びらを100輪ほど開花させていた。「寒紅梅」は花梅であり実は収穫できない。今年初めての梅花撮りである。「梅」は百花に先駆け咲く花であり、新年のお年玉を頂いたようである。(2401)
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