相模太夫の旅録=Tabi Log

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百番観音の寺として知られる「巨福山梅宗寺」

2020-06-06 14:58:17 | 寺院
相模原市緑区上九沢に「百番観音」として、また「安産守・白子観音」の寺として知られる曹洞宗寺院「巨福山梅宗寺」はある。慶長2年(1597)に「梅宗庵」として開創。本尊は八尊仏(千手観音、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、勢至菩薩、大日如来、不動明王、阿弥陀如来)が安置されている。「寺号標」寺門を抜けると境内正面には2002年再建の入り母屋造りの「本堂」「仏光殿(開山堂)」、「養蚕影明神」、また「本堂」左には平成24年再建され新しくなった相模原の登録文化財登録の「百番観音堂」(宝永7年=1710に創建)が建ち並ぶ。観音堂内に収められている「西国三十三観音」「坂東三十三観音」「秩父三十四観音」の百体の観音石仏が安置されている。相模原市登録文化財に指定され、毎月18日に百番観音祈願法要が行われる。400年の歴史を超える寺域は静寂そのものである。(2005)
 
 
 
 
 


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