伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。今年も目標達成!

新版英語対訳で読む科学の疑問

2020-07-10 00:19:08 | 実用書・ビジネス書
 宇宙、地球、生物、人体、その他日常生活上の科学に関する疑問79問について、英文と日本語の見開き2ページで解説する本。
 内容が興味が持てて、短く、英文を読む機会を持つにはとてもいい本だと思います。
 ただ英文は、「英語対訳」とタイトルにあるように、日本語から作られたためか、ちょっとくどいというか同じ表現の繰り返しが多く、そこが英語っぽくない印象を持ちました。
 英文の方にも単語や熟語等にアンダーラインを引いて和訳が付いているので助かりますが、 buoyancy という耳慣れない単語に「重力」と振ってあり(52ページ)、重力は gravity じゃないかという疑問に加えて、これを「重力」と訳すとどう考えても話が合いません。日本語訳の方を見ると「浮力」となっていて、そうだよなぁと思いましたが、そういうところチェックが甘いかなと感じました。


松森靖夫、スティーブ・ミルズ 実業之日本社 2020年6月10日発行
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする