Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

今月の癌検診はとりあえず終了

2015年12月07日 22時11分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 癌検診は無事終了。結果は後日郵送ということになっている。一番の難関というかつらい検査である大腸の内視鏡検査の日取りは正月明け早々の5日となった。4日の夜から食事制限がある。こんな日に内視鏡検査を受けるのは13年前に投薬のための2度目の入院をして以来のことである。さらに胃の癌検診は同じく来月18日である。
 12時30分に受け付けてから3つの検査が終了したのが15時過ぎ。採決と肺のエックス線と腹部のエコーのみであるから検査そのものは楽であった。がひととおり終わると結果はわからないがホッとするものである。病棟の8階からの眺望を楽しみながら、野菜ジュースとアンパンと缶コーヒーの昼食もどきを摂って一休み。
 すっかり見慣れた眺望であっても新しい発見や見どころは毎回ある。今回は5年後にこの病院が建替えられる予定の一角、現在の建物の敷地から500mほど離れた公園のはずれをじっくりと眺めた。私の家からは少しだけ離れるが眺望は悪くない場所である。ただしサッカー場が近いので、あの強烈な歓声が病棟にどのように響くのか、大勢の観客の動線など、防音工事だけではおさまらないいろいろな不具合も予想される。
 なくてはならない公立病院とはいいながら、建設される地元からは迷惑施設としてむかえられることの多い公共施設のひとつであることには変わりはない。さまざまな制約と条件の中でどのような施設になるのか、どのような運営となるのか、もう現役を離れた私ではあるが、そして病院事業の仕事には直接かかわったことはない職場しか経験していないが、つい心配してしまう。

大根とタクワンの風景

2015年12月07日 13時21分48秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ブログ「たかたかのトレッキング」【http://blog.goo.ne.jp/mamanjyun326you】(管理人たか様)で大根を干してある写真が掲載されていた。この素敵な写真を是非見て欲しいと思っている。上州の山が微かに背景に映る干してある迫力ある大根の風景と、畑に干してある懐かしい風景を見て、私は美味しい大根が食べたくなった。
 そして珍漢様からは懐かしいタクワンを漬ける風景をコメントで送ってもらった。
 スーパーで美味しそうなタクワンを購入、日本酒を飲みながらポリポリと噛んでいると、懐かしさが湧いてきた。

 私はまだ小さい頃1950年代は函館に住んでいたが、ここでも秋になると大根をリヤカーに積んで売りに来た。ほとんどの家では板塀に大根を振り分けにして干していた。裏の内が大量につけていたので我が家の板塀も貸していたのだと思う。私の一家3人では一樽を漬けても消費しきれない。あるいは我が家の分も一緒に漬けてもらっていたのかもしれない。干す作業の時にちぎれた大根の葉を炒めたり、みそ汁の具にその日の夕方に大量に供されたことをおぼえている。少なくとも3日位はみそ汁の具が大根葉だったように記憶している。
 記憶しているのは干した大根を器用に丸めて樽の中に手際よく詰め込んでいく手順。よく折れないものだな、という思いと、ふにゃふにゃなようでいて意外としっかりとした大根の不思議な感触をおぼえている。
 樽には細く切った昆布や色鮮やかな唐辛子を、塩と糠とともにいれていた。大根と塩の白、唐辛子の赤、昆布の黒、糠の薄い茶の色が面白かった。あの時は黄色に着色することはしてなかったと思うが確かな記憶ではない。鰹節を入れたタクワンの存在を知ったのは30歳も過ぎた頃である。イブリガッコを知ったのは学生の頃であった。

 川崎市内に移ってきた1960年代初めも社宅では10本前後と少なかったが大根を干している家もあった。暫くして横浜西部の郊外の分譲地に移ったが大根を干す家は無かったと記憶している。近くの農家や、通学路の脇の大きな家では大根を干していたのをおぼえている。もう大根をリヤカーで売りに来る風景は見ることが無くなっていた。

 どうしても思い出せないのが、白菜を漬ける時期とタクワンを漬ける時期の差。どちらが先でどのくらいの時間差があったのか。むろん地域によって違いはあるだろうが‥。

 最近は外で定食を食べる時も、お弁当を買っても、そして家でもタクワンや白菜漬けを供されることは少なくなった。白菜漬けは最近は白菜キムチにすっかり圧倒されている。
 そしてスーパーやコンビニの弁当についているタクワンは蛍光色のような黄色でベラベラの紙のようなものが、緑のビニールの中に1切れおさめられている。とても食べたいとは思えない。あれを見ると悲しくなる。
 学生時代の友人が、冬の季節、教室のストーブの傍でお弁当を暖めているとタクワンの匂いが教室中に充満したことを話していた。それがタクワンを「香の物」という所以だと教わった。そんな匂いももう嗅ぐことが無くなってしまった。
 白菜漬けもタクワンもこの列島の食卓から消え去ってしまうのではないかと思える。

本日は癌検診3種

2015年12月07日 09時42分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は午後から市民病院にて癌検診。毎年全項目を2日間くらいに分けて受診しているが、今年は今月と来月に分けて受診することとなった。今月の受診検査は、肝臓・胆嚢・膵臓、肺、前立腺の3種類ならびに、今年は大腸内視鏡検査を受けることになっている年なので前段の問診がある。

 バリウムを飲む胃の検診はないので楽ではあるが、昨年は無かった大腸内視鏡検査がいつなのかは受診してからでないと決まらない。これはなかなか嫌なものである。もう10数回もやってとおりすっかり慣れたとはいえ、検査はつらいものがある。

 午後からの検査のために朝食は7時までに摂り、その後は水分200CCのみと云われている。普段は8時にパンと紅茶とヨーグルトと野菜サラダの朝食だが、乳製品がダメということで、急きょご飯と味噌汁のほか、昨晩の煮物を電子レンジで温めて済ませた。本当は御飯と味噌汁の朝食がいいのだが、普段は却下されている。

 そして朝食後また布団に入って9時過ぎまでまた寝てしまった。